英シンガーのトゥリーサ・コントスタヴロスが、2012年の大ヒット曲「スクリーム&シャウト」を巡る裁判で勝利した。
ブリトニー・スピアーズとウィル・アイ・アムのコラボ曲「スクリーム&シャウト」の権利を巡り、約5年前に裁判を起こしていたトゥリーサ・コントスタヴロス。
トゥリーサはウィルのプロデューサー陣と共に曲を共作し、当初は自身のアルバム『ザ・フィメール・ボス』に収録するつもりだったが、トゥリーサが収録した音源が気に入らなかったプロデューサーの手でブリトニーとウィルに提供された。
裁判の様子を報じた英Metro紙いわく、裁判では、トゥリーサが曲の制作に関わったことだけでなく、ブリトニーとウィルのバージョンにトゥリーサの歌声が一部残っていることも発覚。
トゥリーサはソングライターとして曲のクレジットに名前が記載されることとなり、ソングライターに支払われる収益の10%に対する権利を手に入れた。
「スクリーム&シャウト」は2013年の時点でデジタルだけで300万以上ダウンロードされた大ヒット作。1曲150円で計算すると、ソングライターの取り分は4,500万円以上になる。トゥリーサ、5年もかけた闘いがついに実った。