「終わり」と「始まり」
2017年のカミラ・カベロの脱退以来、4人体制で新生フィフス・ハーモニーとしてファンたちを興奮の渦に巻き込んできた、アリー・ブルック、ローレン・ヤウレキ、ノーマニ・コーディ、ダイナ・ジェーン。
2018年内に予定しているパフォーマンスの終了後にグループとしての活動を休止し、それぞれがソロとしてのキャリアに集中するとしている彼女たちが、最新アルバム『フィフス・ハーモニー』の収録曲「ドント・セイ・ユー・ラヴ・ミー」のMVを公開した。
休止前最後の4人揃っての出演となる同MVには、今後、違う道を歩み始めることになる彼女たちのしばしの別れと、そして、将来、彼女たちがまた再集結することを期待させる演出が含まれている。
映像の終盤には、メンバーひとり一人が別々にドアを開けて去って行く映像が収められており、これからは、違う未来に向かって進んでいくという意気込みの象徴に。
しかし、最後の最後には、閉ざされたはずのドアが、ほんの数センチだけ誰かの手によって再び開かれるシーンが収められている。
この意味深なシーンについて、ファンたちは、「またいつか4人がグループとして活動を再開する日を暗示しているのではないか」と期待を膨らませている。
たくさんのファンたちに惜しまれながらも、来年から無期限でグループとしての活動の幕を下ろすことになるフィフス・ハーモニー。年内いっぱい、まだしばらくの間は4人での活躍を目にすることができるが、このMVはメンバーからのファンたちに対する少し早い「終わり」と「始まり」の挨拶なのかもしれない。