原作は15歳が書いた海外版“ケータイ小説”
ごく普通の15歳の少女がネットに小説をアップし、そこから大手出版社ランダムハウスから本が出版されて、一躍その名を知らしめた作品『The Kissing Booth』が、映画『キスから始まるものがたり』としてNetflixで配信されている。
まさに海外版ケータイ小説ともいえる原作が映画化されると、瞬く間にティーンの間で熱狂的な人気に。
同作は恋愛経験ゼロのエルが、同じ日に産まれた唯一無二の大親友リーの兄で学校一のイケメンであるノアに密かに恋心を抱く青春恋愛ストーリー。
チャリティ目的で行った「キッシング・ブース(※)」をきっかけに、エルが友情と恋の狭間で揺れ動く複雑な思いを描いた。
※キッシング・ブースとは、主にチャリティ目的で行われるキスをお金で売るブース。移動式の遊園地などにあることが多い。
まさに青春映画といったこの作品の人気を手助けしたのが、主人公のエルを演じたジョーイ・キング(18)とノアを演じたジェイコブ・エロルディ(20)。
ジョーイとジェイコブは、なんとプライベートでは恋人同士。1年以上も交際を続けているラブラブカップルだけに、劇中でのラブシーンも情熱的。
そんな2人のインスタグラムには、お互いゾッコンの写真が数多く投稿されており、ティーンが憧れるヤングセレブカップルとしても高い人気を誇っている。
ジョーイと言えば映画『ラブ・アゲイン』でエマ・ストーン演じるハンナの妹役などを演じたことで知られる元人気子役。
現在は、オスカー俳優ゲイリー・オールドマン主演の新作映画『The Bayou』に出演することが決定した、若手注目女優のひとり。
ジェイコブは2017年に『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』で大作のスクリーンデビューを果たした注目新人俳優。
そんなリアルカップルの2人が恋する高校生同士を演じる映画『キスから始まるものがたり』は、ジョーイとジェイコブのほか、リー役にジョエル・コートニーなど若手注目俳優が出演し、『ブレックファスト・クラブ』のモリー・リングウォルドなどの80年代の青春映画に出演した人気俳優たちが脇を固める。
監督を務めるのは、ディズニー映画『ティーン・ビーチ・ムービー』で脚本を務め、ティーン映画を得意とするヴィンス・マルセロ。
この夏大注目の青春恋愛映画『キスから始まるものがたり』はNetflixで配信中。
(フロントロウ編集部)