6月はLGBT+の人たちの人権を訴える「プライド月間」。そこで、LGBT+についてもっと深く知るために、LGBT+の登場人物が出てくるオススメの海外ドラマを6つご紹介します。
『センス8』
世界各地で同じ日の同じ時間に生まれた男女8人が、感情や思考、知識、言語まで共有できるようになる。そんな彼らの命を狙う巨大組織との戦いを描く『センス8』は、製作者のウォシャウスキー姉妹が2人とも性転換したトランスジェンダーということもあり、LGBT+や社会的問題にも視点を当てている。
そのため登場人物の中には、トランスジェンダーだということを親から理解されない女性、同性愛者だけれど、世間から隠している俳優などが登場する。
『glee/グリー』
学校で目立たない生徒たちにスポットライトを当て、いじめや障害、LGBT+のテーマを取り入れた大人気青春ミュージカルドラマ。作品の中では、同性愛者やトランスジェンダーの生徒も登場し、なかなか周りに打ち明けられない苦悩なども描いている。
『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』
世界中で大ヒットした今作は、麻薬取引に加担した罪で女性刑務所に入った主人公パイパーを中心に、元恋人のアレックスや個性豊かな囚人たちとの生活を描いた痛快なブラックコメディ。トランスジェンダーの女性ソフィアを演じるラバーン・コックスは、実際に性転換手術を受けている。
『殺人を無罪にする方法』
優秀な男女5人の生徒が、敏腕弁護士の法律事務所の助手として働くことになるが、ある事件に巻き込まれる。冷酷非道だけど頭の切れる弁護士アナリーズの元で、実践を通して学ぶリーガル・サスペンスドラマ。
生徒の1人でイケメン担当コナーは同性愛者で、ドラマ内ではオリバーという彼氏と付き合っている。タイプが違うものの、絆を深めていく2人が可愛いとファンの間では大人気。
『モダン・ファミリー』
超がつくほど個性的な3つの大家族を、面白おかしくテンポ良く描いたコメディドラマ『モダン・ファミリー』。大家族の中の1つの家族は、アジア人の女の子を養子に引き取った同性愛者のカップル。
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』
去年公開され、賞を総なめしたほど話題になった今作は、女性が「子供を産む道具」とされた架空の世界で、女性たちの強く生きる姿を描いている。この世界では同性愛は罪と考えられた場所で、密かに愛を育む同性愛者の女性が登場。