昨今世界的に強まっている銃規制の声。アメリカでは、今年に入り学校で起こった発砲もしくは銃乱射事件だけでも22件も起こっており、銃規制が大きな議題となっている。
そんななか、今月行われるロシアワールドカップにイングランド代表として出場する、マンチェスター・シティのラヒーム・スターリングが、右足に入ったライフルのタトゥーについて大きな批判を受けている。
しかし、ラヒームの右足に入ったタトゥーには、大きな意味があった。
「ライフル」の意味とは?
ラヒームは、様々なメディアでライフルのタトゥーについて叩かれており、そのタトゥーに込められた意味を自身のインスタグラムを通して公開。
彼はまず、ライフルのタトゥーについてバッシングされている記事をインスタグラムにアップ。
それに続けて、「僕が2歳の頃、父親が銃で撃たれて亡くなった。だから僕は自分自身に人生で銃に触らないと約束したんだ。このタトゥーには右足で撃つという深い意味がある」と、父親が銃によって亡くなったつらい過去を告白。またそのタトゥーには、銃で戦うのではなく、利き足の右足で戦うという意味が込められていることも明かした。
ワールドカップの代表としてふさわしくないなど、多方面から批判の声が大きかったこのタトゥーだけれど、イングランドサッカー協会はラヒームのことを支持している。
これからワールドカップがはじまり、ラヒームの右脚に入った強い意志が込められた「ライフルのタトゥー」は、ますます注目されるだろう。
(フロントロウ編集部)