2016年に離婚を申請したアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット。その離婚裁判に進展が。
アンジー&ブラピ離婚裁判に進展
アンジェリーナ・ジョリーが、交際期間を含めて10年以上連れ添った夫ブラッド・ピットとの離婚を申請したのは、2016年9月のこと。
2人には、マドックス君(16)、パックス君(14)、ザハラちゃん(13)、シャイロちゃん(12)、双子のヴィヴィアンちゃん(9)とノックス君(9)と6人の子供がおり、主に彼らの親権をめぐって、今も離婚裁判が続いている。
そんな離婚申請から今年で2年が経つアンジェリーナとブラッドの裁判に進展が。
The Blastが入手した2人の離婚裁判の報告書によると、どうやら6人の親権の行方はアンジェリーナの行動にかかっているよう。
報告書には、「父親と関係が築けないことは子供たちによって有害である」「子供全員が父母と健康的で強い関係性を持っているため、これは重大なことである」と記されており、ブラッドと子供たちとの関係を妨げないためにも、アンジェリーナがブラッドに歩み寄る必要があるというのだ。
こうしたことから、アンジェリーナがブラッドに子供たちの携帯電話の番号を渡し、ブラッドが子供たちへいつでも連絡を取れるようにすることを裁判所が命令。さらにアンジェリーナは、どんなことがあっても子供たちがブラッドと交わしたメールを見ることや、電話を聴きとることは認められないということも裁判所は言い渡した。
ブラピが子供たちを面会へ
そして今夏には、ブラッドが子供たちのもとを訪れることも認められた。その詳しいスケジュールも明かされた。
6月8日~17日
アンジェリーナが出演する『マレフィセント2』の撮影地であるロンドンにブラッドも滞在。ブラッドは、1日4時間1~2人の子供の世話をし、最低2回は子供たち全員と面会できる。この期間にアンジェリーナは、ブラッドといる子供たちには会うことができない。
6月27日~7月1日
ブラッドが保護者として1日10時間、先ほどと同じ条件で子供たちと一緒に過ごす。
7月8日~7月14日
この1週間で、ブラッドはセラピスト同伴のもと、子供たちと4日間連続で過ごすことができる。子供たちはブラッドと過ごす期間の前後にセラピストとの面談を受ける。
7月21日~7月29日
ブラッドはカリフォルニア州に戻る時に子供たちの親権が与えられる。子供たちがロサンゼルスに滞在中は、セラピストと医師との面会を条件に、子供たちがブラッド宅(元家族の自宅)に滞在するのか、それともアンジェリーナ宅に滞在するのかをブラッドが決めることが出来る。この期間は、子供たちがロサンゼルスに行く旅の責任をアンジェリーナが負い、ロンドンに戻る子供たちの旅の責任をブラッドが負う。
子供たちがブラッドといる期間は、アンジェリーナが子供たちに電話をかけられるのは、1日1回、決められた時間のみに制限されている。
なお、マドックス君は16歳(※)のためこの条件に含まれておらず、彼がどのくらいブラッドとの時を過ごすのかは、彼自身が決めることができる。
※アメリカでの16歳とは、自動車の運転免許が取得できるなど、法的に成人への第一歩として認められる年齢。
アンジェリーナがブラッドとの離婚を申請した後も、子供たちはブラッドと良好な関係を築いている。
そんななかで裁判所が下した今回の決断。ブラッドが子供たちと一緒に過ごせるこの夏の状況次第で、子供たちとアンジェリーナの時間を減らして、ブラッドがもっと子供と過ごせるようにする可能性があると、報告書には記されている。(フロントロウ編集部)