セレブの追悼コメント
大ヒット曲「サッド!(SAD!)」が収録されたアルバム『?』が米ビルボード・アルバム・チャートで1位を獲得した新星ラッパーのXXXTentacionが、現地時間18日に射殺され死亡した。
今後の業界を担う若手ラッパーとして期待されていたXXXTentacionの突然の死に、生前に親交のあったセレブたちがコメントを残した。
ラッパー カニエ・ウェスト
「RIP(※「安らかに眠れ」の意味) 1度も伝えられなかったけど、君は僕をインスパイアしてくれた。この世にいてくれてありがとう」
ラッパー ビッグ・ショーン
「XXXの訃報を聞いて悲痛な思いだ。彼の芸術をほんの一部しか見ていない気がする。知り合いではないけれど、彼が音楽にかける情熱にはリスペクトする。誰もこんな結末を望んでいない。早すぎるぜRIP」
ラッパー タイガ
「すごく悲しいRIP XXX…。良いアーティストを失うのは本当に悲しい」
DJ マシュメロ
「信じられない…RIP あなたがいなくなって多くの人が寂しく思うでしょう」
DJ ディプロ
「僕に影響を与えてくれてありがとう」
ラッパー ジューシーJ
「RIP XXXTentacion」
ラッパー J.コール
「このニュースにひどく取り乱している。RIP X。ものすごい才能と計り知れないポテンシャル、そして良い人になろうと熱い情熱を注いだ人。彼の家族、友人、ファンに神のご加護を」
ほかにも、マイリー・サイラスやブリンク182のドラマーであるトラヴィス・バーカーなど、業界を超えて多くのセレブがSNSでXXXTentacionに関連する投稿をしている。
追悼できないという声も…
強盗犯による銃撃に倒れたXXXTentacion。れっきとした殺人事件の被害者にもかかわらず、彼の死を惜しむことができないという声も上がっている。
生前のXXXTentacionは、あるMVで白人の子供を首吊りにする人種差別的な映像を公開したり、反フェミニストを主張したりと、弱冠20歳にしてアーティストとしてカルト的人気を誇っていた一方で、なにかと問題行動を起こすことでも知られていた。
とくに2016年に起きた元恋人へのDV事件については、大バッシングを受けている。
このDV事件で逮捕されたXXXTentacionは、当時妊娠中であった元恋人に対して殴る蹴るなどの暴行を加えたほか、精神的なダメージを与えたとして、刑事裁判に発展していた。
そんなことから、彼の死に対して「ざまあみろ」「自業自得」といったコメントも寄せられている。
これに対して、人気シンガーのジョン・メイヤーが、自身の気持ちをインスタグラムに投稿。
ジョンは、あくまでも個人の見解と主張したうえで、「問題を抱えていて音楽が好みじゃないからといって、殺人に目をつむるのはどうだろうか」と問いかけた。
XXXTentacionを銃殺した犯人はまだ捕まっていない。(フロントロウ編集部)