事件に巻き込まれてPTSDを患った写真家男性の闘病生活を描いたノンフィクション映画『ウェルカム・トゥー・マーウェン(原題)』の予告編が公開された。
『バック・トゥー・ザ・フューチャー』シリーズを手掛けたことで知られるアカデミー賞監督ロバート・ゼメキスが、得意のCGを駆使して最新映画『ウェルカム・トゥー・マーウェン(原題)』を完成させた。
2010年にドキュメンタリー化されたこともある実在する男性のマーク・ホーガンキャンプが題材となっており、凶悪事件に巻き込まれた時の恐怖の体験がきっかけでPTSDを発症してしまう。
しかし完治は不可能と言われていた彼は、周囲の仲間に支えられながら、リハビリの一環として製作したフィギュアを撮影することで少しずつ回復へと向かっていく。
彼の作るフィギュアの世界と憂鬱な現実世界が何度か重なり合うなかで、初めこそ妄想に侵されかけていたものの、フィギュアたちに後押しされて前へと進むマークがユーモラスに描かれている。
主人公のマーク役には、人気ドラマシリーズ『ザ・オフィス』の主演俳優スティーブ・カレルが抜擢されている。全米公開は11月21日を予定しているが、日本での公開は未定。
(フロントロウ編集部)