スウェーデン版だけ結末が違う⁉
2016年に公開された大ヒット映画『ファインディング・ドリー』が、スウェーデン版で見ると摩訶不思議な現象が起きるという。
世界中で愛されるディズニー/ピクサーの作品にもかかわらず、たった1ヵ国だけ驚きの結末が待っているというのだから、一体どんなものなのか。
スウェーデン語に翻訳されたエンディング映像で、最後に海が映された時に浮かび上がる文字に注目。
そこには、なんと「Slut」という文字が。
The end of 'Finding Dory' on Sweden's Netflix is, by far, the greatest movie moment in cinema history. pic.twitter.com/SXLWjLhZRB
— Luke Mathews (@Floppy_Ragdoll) 2018年3月31日
感動的な最後を迎えるエンディングで、英語で「尻軽」といった意味の「Slut」という文字が浮かび上がるという、まさか過ぎる結末に。
しかしこれには納得のからくりが。
お伝えの通り、これはスウェーデン語の映像。最後に映し出された「Slut」とは、スウェーデン語で「おしまい」を意味する言葉。
英語だと誤解を生むような言葉で締めくくられるように感じるけれど、スウェーデン語ではしっかりと結末を示す文字で物語が終わる。
同じスペルでも違う言語で意味が異なる「Slut」という単語の勘違いで生まれたこの誤解。
ちなみにスウェーデン語の「Slut」は「スルート」と発音し、映画などのエンディングによく使われ、日常生活でもよく使われる言葉でもある。(フロントロウ編集部)