映画『スーサイド・スクワッド』や『ダラス・バイヤーズ・クラブ』などでさまざまな姿を見せ、カメレオン俳優とも言われているジャレッド・レト(46)が、マーベルコミック『スパイダーマン』に出てくる悪役モービウスを主役にしたスピンオフ映画『モービウス(原題)』に出演することが決定した。
博士だったモービウスは、血液疾患を治そうと、吸血コウモリを使ったところ、自身が吸血鬼のような体質になってしまった。もともとは悪役として登場するモービウスだけれど、時にヒーローとして描かれることも。
ジャレッドは少しだけこの映画化プロジェクトにかかわっていたものの、まだ主役を演じることに対して首を縦には振っていなかった。ジャレッドが複数の監督候補と面会をしていた時、『ライフ』や『デンジャラス・ラン』のダニエル・エスピノーサと話し、一緒にタッグを組むことを決意。
自身のSNSにモービウスの写真を載せて、モービウスを演じることをファンに報告した。ジャレッドがジョーカーを演じた『スーサイド・スクワッド』はDCコミックが原作だけれど、今回の『スパイダーマン』はマーベルコミックであるため、ライバルとも言える2大アメコミへの出演が実現した。
今年の12月には同じ『スパイダーマン』のスピンオフ作品として『ヴェノム』の公開を控えており、続けてトム・ホランドが主役を務めた『スパイダーマン:ホームカミング』の続編も2019年に公開されるため、スパイダーマンファンにとってはたまらないスケジュール。
映画『モービウス(原題)』の公開時期はまだ決まっていない。(フロントロウ編集部)