昨年、修学旅行先で謎の死を遂げた16歳の少女が、実はあの「生理用品」を長時間使用したことが原因で亡くなったことがわかった。

 昨年3月、修学旅行先の宿泊施設で亡くなっているのを発見されたカナダ在住の16歳の少女サラ・マニトスキの死因がようやく究明され、「トキシックショック症候群(以下TSS)」によるものであったことが判明した。

 TSSは黄色ブドウ球菌が作り出す毒素が原因で発症する急性疾患で、主に生理用品の「タンポン」の長時間の使用や取り出し忘れなどによって黄色ブドウ球菌が増殖し、毒素を作り出しやすくなることが原因で発症する。

画像: ©Sara Manitoski/Facebook

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 通常、黄色ブドウ球菌があっても、健康上何も問題がない場合がほとんどだが、稀にTSSの発症にいたることがあり、場合によっては重篤な症状を引き起こす可能性も。

 ちなみに、あまり知られていないが、タンポンの使用説明書には必ず黄色ブドウ球菌によるTSSになる可能性があることが記されている。

画像: 「生理用品」の長時間の使用が原因で16歳少女が亡くなる

 亡くなってから1年以上が経過している今、サラの体内から発見された黄色ブドウ球菌が、必ずタンポンの使用によるものとは言い切れいないというが、若い女性のあいだでタンポンの使用が原因でTSSを発症するケースが多いことから、サラの感染経路も恐らくタンポンの使用であると見られている。

 ただし、名門エール大学のメリー・ジェーン・ミンキン医師は、米People誌のインタビューに「タンポンそのものに菌が含まれているわけではないので、使用上の注意をよく守り、健康に気を使っていれば問題はない」と話し、今後のタンポンの使用に疑問を感じる人たちにアドバイスをおくっている。 (フロントロウ編集部)

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