キャサリン妃とともにテニスの世界大会「ウィンブルドン選手権」に出席したメーガン妃。プライベートでも交流があるアメリカ人女子選手セリーナ・ウィリアムズの出場試合だったこともあり、「ロイヤル・ボックス」と呼ばれる特別席から熱い視線を送っていた。
ホワイトベースのドット柄のワンピースで登場したキャサリン妃とトーンを合わせた、ブルーのストライプシャツにシルクの白ワイドパンツという爽やかなパンツルックが話題になっていたメーガン妃。
しかし、この日、このコーディネートに合わせて持参したとみられる白いストローハットを、なぜか頭に被ることなく、ずっと手に持ったままだった。
ヘンリー王子と結婚する以前からウィンブルドン選手権に足を運んでいたメーガン妃。2016年の観戦時は、この日持っていたのと全く同じものとみられるストローハットを被って観戦していたけれど…。
では、一体なぜ、メーガン妃は明るい陽射しが照りつけるなかでのテニス観戦中も、せっかく持参した帽子を被らなかったのだろうか?
これには、またもやイギリス王室の厳格なファッションルールが関係しているのかと思いきや、今回の場合は大会側のルールに関わりが。
ロイヤル・ファミリーやセレブたちが座る74席限定の特等席「ロイヤル・ボックス」には、ドレスコードがあり、同選手権の公式ウェブサイトには「スマートな服装を心掛けること。男性はスーツもしくはジャケットとネクタイを着用すること。女性は、ほかの観戦者の視界の妨げとなることを防ぐためハットの着用を控えること」との記載がある。
以前とは違い、今年は一般席ではなく「ロイヤル・ボックス」に着席していたメーガン妃は、このルールを守るためにハットを被らなかったということのよう。
しかし、別の日に「ロイヤル・ボックス」に着席していた女優のエマ・ワトソンは、ストローハットを着用して試合を観戦しており、さらに彼女の周囲にもハットを被った女性が数名見られたことから、大会側のルールはそこまで厳格なものではないように見受けられる。
ロイヤル・ファミリーの仲間入りを果たして以来、事あるごとに「王室のルールを破った」と指摘を受けてきたメーガン妃。キャサリン妃との初めての2人きりでの公務となったこの日は、「余計な注目を集めることが無いように」との配慮から大会側のルールに素直に従ったのかもしれない。(フロントロウ編集部)