米ワシントンDCにオープンするスターバックスコーヒーの新店舗は、店員の声が全く聞こえないという。
「世界一静かなスターバックス」
以前、フロントロウでもお伝えしたように、マレーシアには店員の声が全く聞こえない「世界一静かなスターバックス」がある。
聴覚障がい者向けの店舗として誕生したこの店舗は、耳が聞こえない人たちがバリスタとして働いているという特別な店舗。
多様性を目指すスターバックスが、ハンディキャップを抱えている人が快適に働ける職場環境を提供することを目的としてマレーシアに初めてオープン。これが大反響だったことを受け、ついにアメリカのワシントンD.C.にもこのような店舗がオープンされる。
米スターバックスの公式ページに掲載された声明文には、聴覚障がいを抱える人たちに働く機会を与えるとともに、同じ障がいを持つ来店客が手話を使い困難なくオーダーできる環境を作りたいと書かれている。
この店舗では、20人から25人程度の聴覚障がいを持つ人や、聞き取りが難しい人、彼らのパートナーを雇うという。(フロントロウ編集部)