スパイダーマンの登場は禁止されている『ヴェノム』
11月2日に日本公開が予定されている映画『ヴェノム』の主人公となるヴェノムは、マーベルコミック屈指の人気キャラクター。
スパーダーマンの天敵として登場したことで人気を博し、単独コミックを発売するほど人気の存在。
そんなキャラクターが『ヴェノム』として映画化されるのだが、残念なことに本作でスパイダーマンが登場することはない。
というのも、2017年の映画『スパイダーマン:ホームカミング』でマーベル・スタジオがトム・ホランドを起用した新星スパイダーマンを本格始動させたため、ソニー・ピクチャーズによる『ヴェノム』は、契約上の問題でスパイダーマンを登場させることができないから。
そんな“大人の事情”により、スパイダーマンとヴェノムが同じスクリーンで共演することはできないのだけれど、ファンの間では直接対決を切望する声が絶たない。
そんなことから、スパイダーマン役のトム(・ホランド)は過去に幾度となく「トム・ハーディのヴェノムと共演できたら超クールだよね」と発言していた。
これに対して、ついにヴェノム役のトム(・ハーディ)もこれにコメント。
同作の監督ルーベン・フライシャーとリズ・アーメッドとともにサンディエゴ・コミコンに登場したトム(・ハーディ)が、インタビュアーからトム(・ホランド)がヴェノムと共演したいと言っていたことについて聞かれると、こう答えた。
「トム・ホランドと対決したいかって?(笑)受けて立つよ!彼はいい役者だし、彼が演じるスパイダーマンは最高だよ。でもどうなるだろうね」
と、「トムVSトム」となる共演に意欲を見せるコメントを残した。ファンには嬉しすぎるトム(・ハーディ)の発言に加えて、監督のルーベン・フライシャーはこんな発言も。
「みんなきっとスパイダーマンとヴェノムの対決が実現することを心待ちにしていることでしょう。僕自身それが実現したらすごく嬉しいし、(マーベル)スタジオも同じことを考えてくれたら嬉しいな。そしたらいつか2人の道が交差する時が来るかもしれない」
あくまでも「仮定」の話だけれど、実際に監督と演者の口からトム(・ホランド)のスパイダーマンとの共演に前向きな発言が聞けたことは、ファンにとっては嬉しい限り。
そんなトムがヴェノムを演じる映画『ヴェノム』は11月2日に日本公開される。
映画『ヴェノム』11月2日(金) 全国ロードショー
©&TM 2018 MARVEL
監督:ルーベン・フライシャー
キャスト:トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、リズ・アーメッド、スコット・ヘイズ、リード・スコット
(フロントロウ編集部)