その結果、堂々の1位に輝いたのは、570万件以上の投稿数が計測されたアディダス(adidas)の「NMD(エヌエムディー)」だということが分かった。
NMDはアディダスの持つ最新技術「プライムニット」や「ブースト」などの最先端テクノロジーとアディダスの歴代名作スニーカーのデザインを融合させたモデル。
アッパーが伸縮性のあるニット素材でできており、従来のレザーやキャンバス素材のスニーカーとは違うフィット感や履き心地が実現。さらに厚みのあるソール部分にはクッション性と弾力性が非常に高い素材が使用されており、初めて履く人が思わず驚くほどの着用感が評判となっている。
見た目のカッコ良さに加え、実際の履き心地の満足感も思わずユーザーたちがSNSで自慢したくなってしまう理由なのかも?
2位に続くのは同じくアディダスの「YEEZY BOOST 350(イージー・ブースト350)」(投稿数約420万件)。
ラッパーのカニエ・ウェストとのコラボでリリースされた同モデルは、世界中で完売が続出。一時はネットオークションで1足200万円を超える値段で取引されていたことも。
そして、3位には、スケーターシューズブランド、ヴァンズ(Vans)の定番モデル、「Old Skool(オールド・スクール)」(投稿数約360万件)がランクイン。女性でも日常着に合わせやすいカジュアルさと程良いレトロ感がウケて、インスタ上の「OOTD(本日のコーデ)」写真にも頻出。
4位には、3本線でお馴染みのアディダスの定番モデル「Superstar(スーパースター)」(投稿数約340万件)、5位にコンバース(Converse)のハイカットスニーカー「Chuck Taylor All-Star(チャックテイラー)」(投稿数約220万件)がランクインしている。
意外な事実が判明
トップ5位を見て、意外な事実に気がついた人も多いのではないだろうか?
それは、「スニーカーと言えばナイキ」と言われるほど、世界的に人気が高く、長きにわたってスニーカー業界の頂点に君臨しているはずのナイキ(Nike)のモデルがランクインしていないということ。
ナイキからは、上位には食い込まなかったものの、懐かしのエア・マックスの復刻版「Air Max 90(エア・マックス90)」(投稿数約145万件)が7位に、90年代のアイコニックなスタイルをリミックスしたデザインの「Air Huarache(エア・ハラチ)」(投稿数約126万件)が8位と、2モデルが10位圏内にランクインしている。
ナイキ好きは、「お気に入りのスニーカーであってもインスタでは自慢しない」というポリシーを持つユーザーが多いということなのだろうか?
残りの順位はこちらのリンクから見ることができるので、興味がある人はチェックを。(フロントロウ編集部)