ブラッドは「充分すぎる」ほどの養育費を支払っている
2016年に離婚申請をしたものの、未だ解決に至っていないアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの離婚問題。
アンジェリーナ側の弁護士が最新の申し立ての中で、ブラッドが2人の別離から約1年半の間「有意義な額の養育費を支払っていない」と主張したが、裁判の現状に詳しい人物がこれを否定した。
アンジェリーナとブラッドの間には、これまで、6人の子供の養育費に関する正式な取り決めはなく、当人たちの間で交わされた“非公式な誓約”の下にブラッドが善意で支払いを行ってきた。
その金額について「100万ドル(約1億円)を優に越えているはず」とした関係者は、「ブラッドは、従来非公式な取り決めにおいて想定される額よりもずっと多額の養育費を支払っています。裁判所から養育費の支払いを命じられていたとしたら、それよりも多くの額を支払っているでしょう」と米Peopleに証言。アンジェリーナが側の「充分ではない」という指摘には反論している。
ブラッドがアンジーに支払った費用の内訳が明らかに
報道から一夜明け、ブラッド側の弁護士が新たな申し立てを裁判所に提出。
E!ニュースが入手した文書には、ブラッド側はアンジェリーナの言い分は「物的証拠が無く不必要な主張であり、いたずらにメディアを操作しようとしている」と非難する記載も含まれている。
さらに同文書では、ブラッドがこれまでアンジェリーナに支払った費用の内訳も公開。そこには、ブラッドが、アンジェリーナが現在子供たちと暮らしている家の購入資金として800万ドル(約8.8億円)を貸したことや、子供たちとアンジェリーナのために130万ドル(約1.4億円)を支払ったと明かされている。
これらの金額を合計すると、”養育費”という名目ではないものの、ブラッドは前述の関係者の証言にあった「100万ドル」という金額の何倍もの額をアンジェリーナと子供たちのために費やしてきたこととなる。
申請から2年近く経つのにもかかわらず、未だにブラッドとの離婚が成立に至っていない現状に不満を持っているアンジェリーナは、彼との結婚を解消することで、一家がようやく前進できると考えているよう。
アンジェリーナの担当弁護士は、ブラッドに対して養育費の正当な支払いを求める裁判所命令を請求する計画裁を明かしているが、この主張については、カリフォルニア州法では“非公式な口頭での合意”の有効期限は2年間と定められているため、その期限が切れる前に正式な取り決めを交わしたいという意図もあるものとみられている。(フロントロウ編集部)