『バック・トゥー・ザ・フューチャー』続編はアリ?ナシ?
1985年に公開してから、シリーズ3部作で大ヒットを記録した映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』。
時空を行き来できるデロリアンに乗ってタイムトラベルする同シリーズ。劇中の未来のシーンで登場した、宙を浮いて走るホバーボードや、自動的に靴ひもが締まるスニーカー「Nike Mag」などは、21世紀に突入してから実際に製造されるなど、映画を超えて大きな影響を与えた。
1990年に3作目が公開されてから30年が経とうとするなか、ボストンで行われたファンエキスポで主演のマーティ役マイケル・J・フォックスやドク役クリストファー・ロイド、マーティの母親役リー・トンプソン、ビフ役トーマス・F・ウィルソンが再会。
久しぶりに再会しプチ同窓会のようになった会場で、4人は同作の続編が制作される可能性について言及した。
トーマスは「アメリカはきっと『どのシリーズ映画にも1つは駄作があるんだから、これにあってもいいだろ?』って言うだろう。だってさ、僕たちも駄作になるまで見るだろうし!」と、たとえ酷評に終わったとしても続編を望む世間の声を代弁した。
これに続いてマイケルは、シリーズ作で脚本を務めたボブ・ゲイルが続編の道を開く“門番”であると説明したうえで、ボブが続編の製作に興味がないことを明かし、ボブが続編の鍵を握っていることを告白。
クリストファーも、以前Phenix New Timesのインタビューで「(続編が決まったら)嬉しい。過去の3作と同じくらい良いストーリーできちんと続きが描かれるなら、ぜひ4作目に参加したいよ」と話していた。
キャスト陣は続編に意欲的な態度を示しているということは、続編のキーパーソンとなるボブをはじめとした当時の製作陣を説得すれば、ひょっとしたら本当に実現するかもしれない。(フロントロウ編集部)