#Me Too運動の中心人物として知られるイタリア人女優のアーシア・アルジェントに、未成年への性的暴行疑惑が浮上。

被害者男性が被害にあったことを認める

 ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインによる性的暴行の被害を告発し、その後、世界中に広まった#Me Too運動の中心人物として注目を集めていたアーシア・アルジェントにあらぬ疑惑が浮上し、世間が騒然としている。

画像: 被害者男性が被害にあったことを認める

 その疑惑とは、当時17歳だった俳優兼シンガーのジミー・ベネットへの性的暴行。米New York Timesによると、ジミーが被害にあったのは今から約5年前の2013年のことで、事実が公になることを防ぐためにアーシア側は多額の和解金を支払ったという。

 情報は匿名の人物から提供されたものだといい、そのなかには2人がベッドに横たわる“疑惑の写真”も含まれていたとか。どういった経緯で入手したのかはわからないが、米TMZが公開した問題の写真がコチラ。

TMZさん(@tmz_tv)がシェアした投稿 -

 ちなみに、アーシアとジミーは2004年公開の映画『サラ、いつわりの祈り』で共演しており、劇中でアーシアはジミーの母親役を演じた。

 一連の報道を受けて、アーシアは「事実無根」と全面的に否定。しかし、ジミーが「報道は事実」と認めたことで騒動は泥沼化の動きを見せている。

アーシアの主張

 「事実とはまったく異なる内容の報道にショックを受け、深く傷ついています。ジミーと性的な関係を持ったことは一度もありません。ジミーと親交があったことは事実ですが、それは友人としてです」

 性的暴行に関しては否定したアーシアだが、和解金については恋人のアドバイスで支払ったことを認めた。

ジミーの主張

 「アーシアが性的暴行の被害者であると告白した時、僕のトラウマが蘇りました。これまでこの件について黙っていたのは、恥ずかしさと、事実が公になることを恐れていたからです。事件が起きた当時、私は未成年でした。そのため、事件を公表することで受ける影響に対処する準備ができていなかったのです」

 TMZが公開した写真を見る限り、2人が性的関係を持っていた可能性は非常に高い。それが合意のうえでの性行為であったのかが争点となるが、彼らが暮らすカリフォルニア州ではそもそも18歳以下の未成年と性交渉をすること自体が違法であり、性的な関係にあったことが認められればアーシアが罪に問われることもあり得る。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.