7月下旬、ハリウッド・ヒルズにある自宅で何らかの薬物を過剰摂取し、意識不明の状態で発見されたシンガーのデミ・ロヴァート(25)。友人の通報により駆けつけた救急隊員により応急処置を受けなんとか一命を取り留めたデミは、そのままロサンゼルス市内の病院に緊急搬送された。
この日の悪夢のような出来事について、デミの実母であるダイアナ・デラ・ガーザが米Newsmax TVのインタビューで初告白。
「考えるのも辛い出来事でした。あの日のことを思い出そうとすると今でも震えが来るくらいです」と、娘デミを失ってしまうかもしれないという恐怖に苛まれた日のこと語り始めたダイアナは、じつは、ネット上のニュースでデミが危険な状態に陥ったことを知った知人たちから心配のメールが殺到したことで、デミの薬物過剰摂取について知る事となったと説明。
デミのアシスタントから直接報せを受けて、ニュースの内容が事実であることを確信したというダイアナは、一瞬頭が真っ白になり、思わず言葉が出なくなってしまったことや、デミの意識が回復したと知り、すぐさまデミの姉妹たちに連絡をして車に飛び乗り、デミが治療を受けている病院へと駆けつけたことなども明かした。
事件以前にダイアナが公開したデミと姉妹たちとの集合写真。左からデミの姉のダラス、ダイアナ、デミ、妹のマディソン。
事件後、病室で初めてデミと面会した時のことについて、ダイアナは「あの子は本当に具合が悪そうでした。すごく弱っていた。でも、私が『デミ、私はここに居るわ。あなたのことを愛してる』と声を掛けると『私も愛してるわ』と返してくれたのです」と衰弱しきったデミの様子を振り返り、「デミの命が助かったことは、彼女のために何百万人もの人々が祈りを捧げてくれたおかげだと思っています」とデミのファンたちへの感謝の言葉を口にした。
病院を退院後、そのままリハビリ施設に入所したデミ。現在はだいぶ元気を取り戻しているといい、ダイアナは「彼女は幸せそうにしているし、健康状態も良好。必要なサポートをしっかりと受けながらリハビリに専念しています。そんなデミの姿を見ていると彼女の将来や私たち家族の未来も明るいものだと思えてきます」とデミの近況を報告した。(フロントロウ編集部)