ウォルト・ディズニーとウォルト・ディズニー・カンパニーに関する史料を収集・保存する米国「ウォルト・ディズニー・アーカイブス」。そこは、ディズニーの才能豊かな人々のイマジネーションによって生み出された数々の作品に関する貴重な資料と、その作品に込められた情熱やエピソードが集まる、夢と創造の宝庫。
しかし、一般公開されていないその場所は、誰もが簡単に入れる空間ではない。本展覧会は、ディズニーを愛する多くの日本の皆様に、まるでアーカイブスの中に入ったかのような体験を企画した、日本初の試み。
今回展示されるのは、ウォルト・ディズニー・アーカイブスの数千点におよぶコスチュームや小道具、400万点の写真資料といった膨大なコレクションから厳選された、日本初公開を含む約420点の貴重なアイテムたち。
数々のディズニー作品で使用された美しい衣裳や小道具
ディズニーの実写映画で実際に使用された衣装や小道具を間近で見ることのできる展示エリアは、本展覧会の目玉の一つ。
昨年の大ヒットが記憶に新しい『美女と野獣』からは、その美しさが心に残るベルと野獣のダンスシーンで実際に着用された衣裳や、ルミエール、コグスワース、ポット夫人といった個性豊かなキャラクターたちの撮影に使用されたキャラクター・モデルを展示。
『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の両作品からは、ジョニー・デップがこだわりぬいたという衣裳や小道具を展示。
ウォルト・ディズニーとイマジニア達の構想が体現された「ホーンテッド・マンション」の展示
フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの人気アトラクション「ホーンテッド・マンション」のコーナーでは、実際に使用された3体のゴーストも登場するほか、アトラクションの制作風景の舞台裏を紹介するショート・ムービーも注目を集めている。
細部まで再現したウォルト・ディズニーの仕事部屋
映画『ウォルト・ディズニーの約束』の撮影用として忠実に再現されたウォルト・ディズニー自身の仕事部屋が展示されている。デスクの上や後方の棚に並べられた小さな人形たちに至るまで、たくさんの小道具が制作された。ウォルトが日々の仕事をしながら、世界中の大切なゲストを迎えた、まさに数々の夢が生まれた特別な空間を体感することができる。
スクリーンデビュー90周年を迎えたミッキーマウスを特集したショーケース
米国ウォルト・ディズニー・アーカイブスのロビーにあるショーケースを再現。ショーケース内部に飾られたミッキーマウスの記念ポートレートや、時代ごとに生み出された貴重なグッズをみながら今年スクリーンデビュー90周年を迎えるミッキーマウスの歴史を辿ることができる。
ウォルト・ディズニー・アーカイブス展~ミッキーマウスから続く、未来への物語~
会期 :2018年12月19日(水)~2019年1月20日(日)
入場時間:後日、公式ウェブサイトにて告知いたします。
会場 :横浜赤レンガ倉庫1号館 2Fスペース
主催 :ウォルト・ディズニー・アーカイブス展 横浜会場実行委員会
協力 :ウォルト・ディズニー・ジャパン
入場料 :一般1,500円(1,300円)、高大生1,200円(1,000円)、
中学生から3歳まで800円(700円)、2歳以下無料 すべて税込