セリーヌにとって初となった、ユニセックスルックを含んだ全96体のルックから、話題になったルックとバッグにフォーカスしてお伝え。
「Paris La Nuit(夜のパリ)」と名付けられたCeline 2019年春夏コレクションは、1990年代後半~2000年生まれの“ジェネレーションZ”に向けられ、ミュージッククラブがテーマに掲げられた。また「Céline」から「CELINE」へとブランドロゴを一新したことでも話題に。
ドットプリントのドレスに、オフショルダーになったビッグリボンがデザインされたファーストルックからショーはスタート。
エディの十八番であるスリムなラインに、スキニーサングラスをセットした、どこまでもシャープなルックスが揃う。ランウェイではメンズ、ウィメンズモデルが交互に登場し、これまでのセリーヌのイメージを完全に取り払らい、ブランドの新たな方針を印象付けた。
ブラックカラーをベースにエディらしいロックな要素を取り入れたスタイルが目立ち、ミニドレスにハードなブーツを合わせたスタイルも多く発表。
80’のグラムドレスやライダースがモダンに昇華されたルックや、ジェンダーレススタイルの先駆けデザイナーとして有名なエディらしい、マスキュリンなルックの女性モデルが目立つ。
発表前から注目度MAXだったバッグは…
セリーヌ前クリエイティブディレクターを務めたフィービー・フィロが、数々のアイコニックなバッグを世に送り出したため、やはりバッグのデザインに注目が集まった。
セリーヌのスペルを使った大きなロゴがセットされたショルダーバッグや、ワンハンドルのクラシックなフォルムのバッグが目立つ。
ナイトアウトなシーンに映えるグリッターなバッグや、ジェネレーションZらしくポップでアニメチックなバッグなど、これまでのセリーヌのイメージとは違った印象のバッグが並んだ。
業界の大物やトップセレブがフロントロウに並んだことでも話題になったセリーヌ 2019年春夏コレクションは好評を博し、パリの夜をシックなムードで飾った。(フロントロウ編集部)