オセアニア歴訪中のヘンリー王子&メーガン妃夫妻が、現地時間の10月23日、第二の目的地であるフィジー共和国に到着。日中に開催されたウェルカム・セレモニーで島民たちの熱い歓迎を受けた夫妻は、夜は公式晩餐会に出席した。
メーガン妃にとっては、王室入り後初となる公式晩餐会となったこの席で、ヘンリー王子がさりげなく“良い夫”ぶりを発揮する場面があった。
2人の訪問を祝う宴となった同晩餐会では、もちろん、祝い事には欠かせないシャンパンも振る舞われた。
しかし、現在第1子を妊娠中のメーガン妃はもちろん、アルコールの摂取を控えており、シャンパンの代わりに、良質な水が有名なフィジーの天然水で乾杯。
そんなメーガン妃に合わせ、ヘンリー王子もシャンパンを断り、水をチョイスしていた。
英The Sunの報道によると、メーガン妃の妊娠が分かってから、ここ3カ月ほどの間、一滴もアルコールを口にしていないというヘンリー王子。
ヘンリー王子と言えば、若い頃は“やんちゃなプリンス”として有名で、一時期は夜な夜なパーティに繰り出しては、なかなかの量のお酒を嗜んでいたことで知られている。
しかし、超がつくほどの健康志向のメーガン妃と出会ってからは、お酒の量を減らし、煙草も止めてすっかりヘルシーなライフスタイルに転向。4月のロイヤルウェディング前には、メーガン妃と一緒に励んだダイエットのおかげで4.5キロほどの減量に成功したという話もある。
一方のメーガン妃は、大のワイン好きで知られ、女優時代に運営していたライフスタイルブログ「The Tig(ザ・ティグ)」でも、しばしばワインに関する話題を取り上げていた。今は閉鎖されてしまった同ブログの名前も大好きなイタリア産ワインの「ティニャネロ(Tignanello)」からとったもので、それほどのワイン好きなメーガン妃にとって、妊娠中とはいえど、ワインを一滴も楽しめないというのは結構辛いものがあるはず。
そんな妻を気遣い、自分もアルコールを断つという男気を見せたヘンリー王子に対し、世間からは「まさに“夫の鑑(かがみ)”」だと称賛の声が上がっている。
当初、全16日間で76個ものイベントに参加すると発表されたヘンリー王子とメーガン妃。妊娠中のメーガン妃の体調を考慮して、外遊ツアー後半はメーガン妃の公務をわずかに削減すると王室報道官を通じて発表されたが、この翌日に行われた戦没者記念セレモニーにはヘンリー王子単独での参加となった。(フロントロウ編集部)