未公開シーンに「日本公演」のシーンが
ロックバンドのクイーンのリードボーカルであるフレディ・マーキュリーの半生を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』の本編では残念ながらカットされてしまった未公開シーンで、日本公演のシーンが再現されていたという。
ロジャー・テイラー役を演じたベン・ハーディのお気に入りのシーンだというこのシーンでは、日本公演を再現したセットでファンの間では知らない人はいないという隠れた名曲「39」が披露されたと米Collinderが伝えている。
クイーンと日本の関係
クイーンと日本の関係で切っても切り外せないことと言えば、1976年のアルバム『華麗なるレース(A Day at the Races)』に収録されている楽曲「手を取り合って(Teo Torriatte/Let Us Cling Together)」。
日本ではシングルとして発売された同曲は、タイトルの通り日本語が記されており、サブ部分でフレディが「手を取り合ってこのまま行こう/愛する人よ/静かな宵に光を灯し/愛しき/教えを抱き」と歌っている。
「Let Me Entertain You(レット・ミー・エンターテイン・ユー)」でも「日本語で歌ってあげる」という歌詞があるなど、クイーンの楽曲には日本のファンを想う楽曲がいくつかある。
そんな特別なつながりがあるクイーンと日本。映画『ボヘミアン・ラプソディ』では、日本公演のシーンこそカットされてしまったけれど、日本という国がバンドの成長の大きなステップとなることを表すセリフが登場する。
ほかにもお蔵入りした映像には、フレディがバンドのロゴを考案したシーンや、「クレイジー・リトル・シング・コールド・ラブ(Crazy Little Thing Called Love)」を思いついた瞬間など、本編に収められなかった映像があるという。(フロントロウ編集部)