エンターテイメント界で成功したトップセレブのみに名前を刻む栄誉が与えられる星形プレート、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム。
これまでに数々のヒット曲を生み出し、ヒップホップ界の重鎮として後輩アーティストたちから神のように崇められているスヌープ・ドッグ(47)が、ついにこの栄誉を手にした。
米現地時間の11月19日に行われた授与式には、スヌープを可愛がっている大御所音楽プロデューサーのクインシー・ジョーンズやドクター・ドレ―、スヌープを尊敬するシンガー兼音楽プロデューサーのファレル・ウィリアムズらも参加。
集まったたくさんの人々に祝福され、ご満悦の様子のスヌープは、受賞スピーチでほかの誰でもない“自分”への感謝の気持ちを語り、聴衆を「さすが! 」と唸らせていた。
「俺はまず、俺が俺自身であることに感謝したい。俺がこれまでにしてきたすべての努力に感謝したい。休みなく働き、決して途中で投げ出さなかった俺に感謝したい。
他人から何かを与えられるよりも、与える側の人間であり続ける俺自身に感謝。悪いことよりも正しいことを多くしてきた俺に感謝。いつも俺らしく居続ける俺に感謝。」
つねに我流を貫く「俺、俺、俺!」な性格で知られながらも、たくさんの人々に慕われ、愛され続けているスヌープ。その背景には、今回のスピーチによく表れているように、破天荒ながらもつねに芯が1本通った言動や決してウソをつかない正直さがあるのかもしれない。(フロントロウ編集部)