「ライバルとかじゃない。戦争だ」
ハリウッドでも仲良しの俳優同士として知られるライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンだが、最近は2人の関係が悪化の一途をたどっているという。
ヒューは、マーベル映画『X-MEN』シリーズで長らく主人公を演じ、ライアンも2016年公開のマーベル映画『デッドプール』で主人公を演じた。
同じマーベル映画の主演を演じたヒューとライアンは、2009年公開の映画『X‐MEN』シリーズの『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』で共演。
この作品ですでにデッドプール役を演じてきたライアンは、ヒューとの共演から7年後に公開された単独映画『デッドプール』以降、ウルヴァリン役を演じてきたヒューの『デッドプール』出演を熱望していた。
しかし何度もヒューとの共演を切望するライアンの思いとは裏腹に、ヒューはウルヴァリン役を演じることになかなか首を縦に振らない態度を示している。
そんな2人の関係について、トーク番組『エレンの部屋』に出演したライアンが、ホストのエレン・デジェネレスから、「ヒューとはライバルか何かなの?なぜヒューは『デッドプール』に出ないの?」と聞かれると、まさかの言葉を口にした。
「もちろんヒューと一緒に、いつかデッドプールとウルヴァリンが共演した作品を作りたい」「でも彼は今、キックボールチェンジ(エアロビのステップ)をしていて、暴力的で大騒ぎする作品に呼び戻せそうにないんだよね。僕は頑張っているんだけど。この前も電話して、その前だって電話で誘っているんだけどさ。(僕と彼の関係は)ライバルとかじゃないね。戦争だ」
ヒューといえば、大ヒット映画『グレイテスト・ショーマン』に出演したほか、同作や映画版に出演した『レ・ミゼラブル』の楽曲などを披露するワールドツアーの開催も決定するなど、ここ最近はアクション系の仕事より“歌って踊る”仕事が多い。
そんな“歌って踊って”ばかりのヒューのことをネタにして、2人の関係がライバルを超えて戦いと表現するまで悪化していると話したライアン。
もちろんこれはライアンのジョーク。今でも良好な関係を築いているライアンとヒューだけれど、『デッドプール』を巡るライアンのオファーはまだまだ止まることはなさそう。(フロントロウ編集部)