Photo:ゲッティイメージズ、スプラッシュ/アフロ
2019年3月8日に日本公開予定の映画『スパイダーマン:スパイダーバース』のサウンドトラックに揃ったアーティストたちが、かなりアツイ。(フロントロウ編集部)

『スパイダーマン:スパイダーバース』

 ゴールデン・グローブ賞アニメーション映画賞にノミネートされているマーベルのアニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』。

 同作は、何度も映画化されたピーター・パーカーによるスパイダーマンと、ピーターの恋仲グウェン・ステイシーによるスパイダーグウェン、そして元大統領のバラク・オバマと俳優兼シンガーのドナルド・グローヴァーにインスパイアされたと言われる黒人の少年マイルス・モラレスのスパイダーマンなど、「スパイダーマンが1人ではない世界」が描かれる。

画像1: 『スパイダーマン:スパイダーバース』

 最新技術を使ったハイクオリティなアニメーションとそれに負けないストーリー展開で、映画として高い評価を得ている同作は、サウンドトラックにもアツイ視線が注がれている。

 全13曲のサウンドトラックは、ヒップホップ中心の楽曲になっており、これに参加するアーティストがかなり豪華。

 ニッキー・ミナージュやジェイデン・スミス、アミーネ(Amine)などのプラチナ認定されたヒット曲を生み出した人気アーティストから、ポスト・マローン&スウェイ・リー、リル・ウェイン&タイ・ダラー・サインといった旬アーティストによるコラボ、そして大御所DJキャリルといった面々に交じって、注目の新鋭ラッパーのヴィンス・ステープルズやスキー・マスク・ザ・スランプ・ゴッドなど、ヒップホップシーンの良いところを少しずつ摘まみ出したようなアルバムになっている。

画像2: 『スパイダーマン:スパイダーバース』

 そんな注目のアルバムは、12月14日にリリース。

 すでにポスト・マローンとスワエ・リーの楽曲「サンフラワー」が映画に合わせた映像のMVとともに発表されているように、サントラに収録される何曲かはすでに視聴できる。

 今、映画のサンンドトラックにヒップホップ業界のアーティストが起用されることが多く、スパイダーマン関連の作品としては、同じソニー・ピクチャーズの大ヒット映画『ヴェノム』の主題歌を大御所ラッパーのエミネムが担当し、マーベル映画としては映画『ブラックパンサー』のサウンドトラックにケンドリック・ラマーをはじめとした旬なラッパーたちが起用された。

 さらに、『ブラックパンサー』のアルバムは、2019年のグラミー賞にノミネートされており高く評価されている。

画像3: 『スパイダーマン:スパイダーバース』

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』サウンドトラック
【トラックリスト】
1 Blackway / Black Caviar:「What’s Up Danger」
2 Post Malone / Swae Lee:「Sunflower」
3 Jaden Smith:「Way Up」
4 Nicki Minaj / Anuel AA:「Familia ft. Bantu」
5 Aminé:「Invincible」
6 Duckwrth / Shaboozey:「Start a Riot」
7 Juice WRLD:「Hide ft. SEEZYN」
8 Thutmose:「Memories」
9 Ski Mask / Jacquees:「Save the Day ft. Coi Leray and LouGotCash」
10 Beau Young Prince:「Let Go」
11 Lil Wayne / Ty Dolla Sign:「Scared of the Dark ft. Special Guest」
12 DJ Khalil:「Elevate ft. Denzel Curry, YBN Cordae, SwaVay and Trevor Rich」
13 Vince Staples:「Home」

(フロントロウ編集部)

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