レディー・ガガが自身の主演作である映画『アリー/ スター誕生』を最後まで観ずに映画館の席を立った理由とは? (フロントロウ編集部)

 日本でもついに12月21日から公開がスタートした映画『アリー/ スター誕生』。俳優のブラッドリー・クーパーが監督・主演を務め、シンガーのレディー・ガガが主演を務めた同作は、世界各国で大ヒットを記録。

 2019年1月に授賞式が開催される第76回ゴールデン・グローブでもドラマ部門の作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、最優秀オリジナル・ソング賞(主題歌賞)の5部門にノミネートを果たしている。

画像: レディー・ガガが主演作『アリー/ スター誕生』を最後まで観ずして席を立った理由って?

 ブラッドリーとの息ピッタリな演技や、心を揺さぶる劇中歌の数々で見せる圧巻のパフォーマンスが観客たちを唸らせ、ガガにとっては、本格銀幕デビュー作としては申し分のない高評価を受けることとなった同作。

 しかし、当の本人であるガガは、じつは、本編を最後まで観ることができず、映画館では、前半を観終わったところで、つい席を立ってしまったという驚きのエピソードを告白している。

 米Los Angels Timesで2016年にリリースしたアルバム『ジョアン』でコラボを果たした敏腕音楽プロデューサーのマーク・ロンソンとの対談を行なったガガは、マークとの会話の中で、その理由について明かした。

「こっそり映画館に行って観てみたんだけど、やっぱり前半だけしか観ることができなかった。意識的に作品から距離を置かなきゃって思ったの。私は、まだ役に入り込みすぎていて、(ブラッドリー演じる相手役の)ジャクソンにまだ完全に心を奪われたまま。そのくらい愛着があるわ」

「正直に言うと、全編を通して作品を観ることはできない。終盤にもお気に入りのシーンはいくつかあるけど、でも、理屈では説明できないレベルで、『離れなきゃ』って思っちゃうの。いつかは問題なく見られる日が来ることは分かってるし、その日が来るのを楽しみにしてる」

 自身が演じた主人公のアリーに感情移入しすぎたばかりに、撮影が終わっても、まだ役から抜け出せていないというガガ。アリーの心情やブラッドリー演じるジャクソンとの関係を想うと、物語が急展開を迎える後半以降は、どうしても観ることができないよう。

 ガガがそれほど魂を注ぎ込んだ『アリー/ スター誕生』。作品を観た後、しばらくはその余韻から抜け出せなくなるという人が続出している同作が、いかに名作かは、ぜひ劇場で確かめてみて欲しい。(フロントロウ編集部)

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