映画『チャーリーとチョコレート工場』の子役フレディ・ハイモアの主演ドラマ『グッド・ドクター』が、全米で新作ドラマNo.1の視聴率を獲得(2017年9月~12月 米ニールセン調べ)。全体でも『ウォーキング・デッド』に続く3位にランクインする記録的ヒットを遂げている。(フロントロウ編集部)
画像1: 『チャーリーとチョコレート工場』13歳子役が「全米No.1」の26歳俳優に成長!

ドラマ『グッド・ドクター』
BSテレビ局ディーライフ(Dlife/BS258)にて無料初放送
1月19日より毎週土曜22時〜
詳細はDlife公式ページより

ジョニデに見出された「ピュア子役」

 2000年代初めにイギリスを代表する名子役として活躍したフレディ・ハイモアは、2005年にティム・バートン監督×ジョニー・デップ主演のファンタジー映画『チャーリーとチョコレート工場』で大ブレイクした俳優。

画像: 『チャーリーとチョコレート工場』

『チャーリーとチョコレート工場』

 当時13歳のフレディは『チャーリーとチョコレート工場』で、ウィリー・ウォンカのお菓子工場を見学するチャンスを得る少年チャーリー役を演じたのだが、そんなフレディの起用をプッシュしたのは、他でもない主演のジョニーだったと言われている。

 フレディは前年に公開した映画『ネバーランド』でジョニーと共演しており、全米映画俳優組合賞やサターン賞などの有名映画賞を多数受賞。注目の若手俳優となったのだが、ジョニーが注目したのは、フレディが持つピュアさ。

画像: 人気子役として『エレンの部屋』に出演し、特技である両鼻リコーダーを披露した時の様子。

人気子役として『エレンの部屋』に出演し、特技である両鼻リコーダーを披露した時の様子。

 ジョニーは当時、「フレディに初めて会った時、彼の目にひきこまれた。あの青い瞳の美しさだけでなく、フレディの目には、驚かされるほどのピュアさが潜んでいるんだ。魅了されてしまうよ。彼は嘘や偽りを言うことが出来ない人間だ」と、フレディの醸し出す純真さが、素直でまっすぐなチャーリー役を射止めたことを英IGNに明かした。

 それから約13年、20代になったフレディは、当時と変わらぬ“ピュア”な魅力で新作ドラマ『グッド・ドクター』を大成功へと導いている。

少年から青年へ、ハリー・ポッターとの共通点

 マコーレー・カルキンやエドワード・ファーロングをはじめ、幼い頃にブレイクした俳優はスキャンダルや子役時代のイメージの定着に悩まされるものだが、フレディはその両者とは無縁のまま現在ブレイクしている。

画像: 子役時代(左)から成長して、現在(右)は26歳のフレディ。

子役時代(左)から成長して、現在(右)は26歳のフレディ。

 スキャンダルが無縁なイギリス出身の元子役と言えばダニエル・ラドクリフが思い浮かぶが、実はダニエルはフレディの幼馴染。フレディの母スー・ラティマーはダニエルのエージェントを務めており、2人の家族はダニエルが『ハリー・ポッター』に出演する前から一緒に旅行に行くほどの仲。

画像2: 『チャーリーとチョコレート工場』13歳子役が「全米No.1」の26歳俳優に成長!

「(キャリアの決断を一緒にするのは)母と父とエージェントだよ。みんなすごく仲が良いんだ。エージェントのスーは僕の家族と20年来の友人なんだよ」ダニエル・ラドクリフ、英TimeOutで語って

 フレディはダニエルと同じように、SNSやハリウッドからは距離を置いて俳優活動を継続。10代後半には一時的に学業を優先してスペイン語、フランス語、アラビア語を専攻し、エージェントである母スーのアドバイスを受けながら、名声や富を追わない姿勢でキャリアと向き合い、スキャンダルとは無縁のキャリアを送ってきた。

画像3: 『チャーリーとチョコレート工場』13歳子役が「全米No.1」の26歳俳優に成長!

「母親がエージェントって良いものだよ。僕にとって何が良いかをいつも一番に考えてくれるからね」フレディ・シーモア、英Independentに語って

 そして学業を優先して第一線から退いていたフレディは、20代になると、今度はテレビ業界のフレッシュな顔としてカムバックを果たす。

殺人鬼の役でカムバック!

 21歳になったフレディは、ドラマ『ベイツ・モーテル』で俳優として新たなキャリアの幕を開け
巻くる。

画像: 『ベイツ・モーテル』

『ベイツ・モーテル』

 『ベイツ・モーテル』で『サイコ』に登場する殺人鬼ノーマン・ベイツ役を演じたフレディは、内気なマザコンだがたびたび豹変して殺人を繰り返すサイコパスという難しい役どころを好演。ドラマはエミー賞にノミネートされるなど批評家から高評価を受け、アメリカの視聴者の間でもカルト的人気を獲得した。

 殺人鬼役で元子役から演技派俳優へと見事に変身したフレディ。そんなフレディは、続けてまたガラリとイメージを変えて、ついに米テレビ界の1位を制する。

自閉症の医師役で全米1位

 『ベイツ・モーテル』をシーズン5でクランクアップしたフレディが現在出演するのは、自閉症の医師を主人公にしたヒューマン医療ドラマ『グッド・ドクター』。

画像: 『グッド・ドクター』

『グッド・ドクター』

 フレディが演じるのは、人とうまく接することが出来ない一方、天才的な記憶力と空間認知能力という、医師として理想的な才能を持つDr.ショーン・マーフィー役。偏見や困難に立ち向かいながら人命を救うことに懸命に向き合うショーンのひたむきなピュアさに感動させられる同作は、各エピソードの平均視聴数が1,600万人を超え、2017年秋の新作ドラマ視聴率No.1を獲得。

 さらに全体でもドラマ『NCIS』や『スキャンダル』といった大御所ドラマを超え、『ウォーキング・デッド』に次ぐ3位にランクイン。フレディは本作で、映画『チャーリーとチョコレート工場』の子役から、米No.1ドラマ『グッド・ドクター』の俳優へと生まれ変わった。

 そんな注目ドラマ『グッド・ドクター』は、1月19日(土)22時よりBSテレビ局ディーライフ(Dlife/BS258)で無料初放送される。

『グッド・ドクター』
BSテレビ局ディーライフ(Dlife/BS258)にて1月19日より毎週土曜22時放送
詳細はDlife公式ページより

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(フロントロウ編集部)

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