ライヴエイドのメイキング映像
世界中でメガヒットし、評論家の間でも高く評価されている映画『ボヘミアン・ラプソディ』で最もアイコニックなシーンとなったライヴエイドのシーン。
多くの観客を涙させたこのシーンについては、主演のフレディ・マーキュリー役を演じたラミ・マレック本人がトーク番組『エレンの部屋』で、このシーンが「初日に撮影して出来が悪かったらすぐクビに出来るように」というジョーク交じりに撮影初日に行われたものだったという衝撃の事実を明かしている。
そんな撮影初日に行われたライヴエイドの撮影の裏側を、本作でメガホンを取ったブライアン・シンガー監督がインスタグラムに公開。
本編では会場外まで観客でごった返す映像が流れるライヴエイドのシーンだけれど、パフォーマンスのシーンが撮られた時には、会場はステージだけ。観客の姿はひと握り程度のエキストラしか集められていない。
そんな現場でフレディ・マーキュリー役のラミがピアノを演奏しながら名曲「ボヘミアン・ラプソディ」を熱唱する。
今は亡きレジェンドを演じるという責任感を感じながらの初演技で、ラミの目線の先にいるのは、クイーンのメンバーであるブライアン・メイ。
ブライアンがデジタルカメラでラミのパフォーマンスを録画しているという、心臓が飛び出してしまいそうな緊張感のなか、初っ端から見事に役になり切ったラミの姿に、コメント欄には「これが撮影初日なんてすごい」といったラミの圧巻の演技に脱帽のコメントが多く寄せられている。
ちなみに、CMで使用されている「Radio Ga Ga」でラミが力強く拳を空に挙げるシーンは、実際にはこんな映像だった。
(フロントロウ編集部)