2019年初となる夫妻そろっての公務としてイギリス北西部の州マージ―サイドにある街バーケンヘッドを訪問したヘンリー王子&メーガン妃。
飢餓撲滅のチャリティイベントに参加する目的で同地を訪れた2人は、現地のスーパーマーケットを視察したり、問題を抱えた女性たちが共同生活を送る施設を訪問するなど、たくさんの人々と交流した。
ある施設で、仏教僧の男性と交流する機会があったヘンリー王子は、この僧侶との会話の中で、じつは最近毎日続けている新しい趣味があることを告白。
米Peopleによると、ヘンリー王子は僧侶に、瞑想を日課にしていると告げたという。
このヘンリー王子との会話を受け、この僧侶は、チベット人ラマ(※)のケルサン・ギャツォの著書である『The New Eight Steps to Happiness(ザ・ニュー・エイト・ステップス・トゥー・ハピネス)』という瞑想に関する書籍をヘンリー王子にプレゼントしたそう。
※チベット仏教における僧侶の敬称
瞑想と言えば、セレブにも取り入れている人が多く、映画『グレイテスト・ショウマン』の俳優ヒュー・ジャックマンやモデルのミランダ・カーなども日課として実践していることを公言している。
じつは、メーガン妃もヘンリー王子との結婚以前、女優として活躍している頃から、瞑想に熱心に取り組んでいることで有名。過去に運営していた自身のライフスタイルブログ「The Tig(ザ・ティグ)」でも、たびたび瞑想について取り上げていた。
2015年、メーガン妃が瞑想を始めてから1周年を記念してつづった投稿には、瞑想の素晴らしさを力説するこんな文章も。
「私が瞑想と出会ってから先週で1年が経ちました。最初は、頭の中が考え事でいっぱいになってしまったり、気が散ってしまったり、退屈に感じてしまったりと、なかなか手強い挑戦だと感じていた瞑想ですが、しばらくすると、私の世界を心地良く揺さぶる素晴らしい静寂を得ることができました。
理由や方法については、正確に説明することはできないけれど、瞑想を始めてから私は確かに以前より幸せになれたのです。ぜひ、みなさんも一度試してみてください。瞑想することによって起こりうる最悪の事態は、この騒々しい世界の中で自分自身のためにたった10分間の静寂を与えるということだけ。シーッ…静かに。瞑想はとても気分が良くなるものですよ」
ヘンリー王子は、僧侶との会話の中で、瞑想はメーガン妃の影響で始めたものであると明かしたわけではないものの、以前は“やんちゃすぎる王子”として、いろんな意味で活動的に過ごしていたことで知られていたこともある彼が、静寂を大切にするアクティビティである瞑想を自ら率先して始めたとは考えにくい。おそらくメーガン妃の指導があって挑戦してみたものだと推測できるけれど、毎日続けていると明かした通り、ヘンリー王子も今ではすっかり瞑想の魅力にハマっているよう。
瞑想は、静かに心を落ち着けられる空間さえ見つけられれば、コスト0円で始められる趣味。メーガン妃&ヘンリー王子夫妻のように瞑想を日課にしてみると、より心穏やかでハッピーな毎日が送れるかも。(フロントロウ編集部)