ヴィクトリア・ベッカムら多くの人気セレブから厚い信頼を得ている、皮膚科の第一人者、ドクター・ランサー。美容界をリードする彼が、自身のインスタグラムで「レインボーを食べている?」と呼びかけた。
レインボーは虹色の食べ物のことで、食習慣に虹色の食べ物をとり入れることで肌が輝き、精神的にも明るく、エネルギッシュになることができるという。
日々、栄養やバランスなど難しいことを考えなくても、毎日の食事で“レインボーカラー”のものを食べたかどうか気をつけていればいいので、気楽にできそう。
レインボーカラーであればどれでもいいけれども、ドクター・ランサーがとくにオススメする「赤」「オレンジ」「黄色」「緑」「青」「紫」の6つの色の食べ物と、その効果を紹介。
赤=トマト
赤の食べ物としてオススメなのは、トマト。

「トマトには酸化防止効果に加えて、日焼けのダメージを防いでくれるリコピンが豊富に含まれている」
オレンジ=スイートポテト
ドクター・ランサーが紹介した「スイートポテト」は日本のさつまいもとは異なり、オレンジ色。日本でオレンジ色の野菜といえば「にんじん」が手に入りやすい。

「含まれているベータカロチンは、強力な酸化防止になり、また、ビタミンAの源になるんだ」
ビタミンA(レチノール誘導体)は、肌のハリやうるおいを保ち、シミやシワを防ぐといわれている。
黄色=マンゴー
黄色の食べ物では、マンゴーがオススメ。

「ビタミンCが豊富に含まれていて、身体をアルカリ性にするのを助ける。また、消化不良を改善させ、免疫力を高めるんだ」
緑=キウイ
緑のものでは、キウイを大プッシュしている。

「キウイには栄養がたっぷり。食物繊維、葉酸、ビタミンC、ビタミンE、鉄、マグネシウム、カリウム、亜鉛…。こんなにも含まれているから、小さいフルーツだけどキウイはスーパーフードなんだよ」
青=ブルーベリー
青色のものでオススメなのは、ブルーベリー。

「ベリーに豊富に含まれる抗酸化物質は、活性酸素(体内の細胞を傷つけ害を与える)から身を守り、コラーゲンの生成を助ける。ベリー類の中でもより色が濃いものはビタミンCやEもたっぷり含んでいる」
紫=ビーツ
紫色のものでは、“食べる輸血”とも言われているビーツをオススメ。

「ビーツは硝酸塩が豊富。食べることで体内で一酸化窒素に変わり、血管がリラックスして拡がり血圧が下がる可能性も。つまり、血流が良くなる効果が期待できるんだ」
ドクターが紹介する野菜、フルーツは色によって異なった効果が期待できるから、毎日 “レインボーカラー”の食べ物を摂るよう、意識してみては。(フロントロウ編集部)