イギリス発のハンドメイドコスメブランドのLUSH(ラッシュ)が、日本を含む9の国と地域で、チャリティ商品「オランウータン ソープ」を14,600個限定で発売。日本では2019年1月25日~2月7日の期間中に販売される。この販売個数に隠された意味とは?(フロントロウ編集部)
ラッシュは、インドネシア、スマトラ島にある森林再生を目的にした「#SOSsumatra キャンペーン」第2弾として、「オランウータン ソープ」を14,600個限定で販売。この14,600という数字は、スマトラ島に生息するオランウータンの数。
インドネシアのスマトラ島には、豊かな熱帯雨林や山があり、オランウータンをはじめ、トラ、サイ、象など多様な生物が生息している。しかし、この大自然の生態系は、パーム油のプランテーションによる森林伐採や山焼き、交通インフラの整備などにより消えつつあり、森林とともに生物たちの命も脅かされている。
このキャンペーンプロジェクトは、チャリティ商品の販売売上で、スマトラ島に位置する50ヘクタール(東京ドーム約10個分)をパートナー団体を通じて購入し、そこに暮らす絶滅危惧のオランウータンや先住民族の住処を守ることを目的としている。
今回のキャンペーンアイテム「オランウータン ソープ」は、全店舗およびオンラインショップで発売され、同じく同キャンペーンのチャリティ商品である「スマトラ シャンプバー」はオンライン限定で同日に発売される。(フロントロウ編集部)