毎年多くのアーティストがスーパーボウルのハーフタイムショーへ出演を希望するが、今年は人種差別撲滅を訴える「テイク・ア・ニー」という活動を行なった選手をめぐるNFLの対応に抗議するために、リアーナをはじめカーディ・Bといったアーティストたちがパフォーマンスを行なうことを拒否。そのためNFL側はハーフタイムショーでパフォーマンスするアーティストを探すのに苦戦した。
ハーフタイムショーに出演すると楽曲のセールスが大幅にアップすると言われているけれど、批判もあるなかパフォーマンスを行なったマルーン5に楽曲の売り上げの変化はあったのだろうか?
マルーン5の売り上げは587%…
ハーフタイムショーでは「ハーダー・トゥ・ブリーズ」、「ディス・ラヴ」、「ガールズ・ライク・ユー」、「シー・ウィル・ビィ・ラヴド」、「ムーヴス・ライク・ジャガー」、「シュガー」といった誰もが1度は耳にしたことがある楽曲を披露したマルーン5。この6曲は、ハーフタイムショーの前日のダウンロード数が計3,000だったのに対して、ハーフタイムショー後は1万8,000ダウンロードと売り上げがアップ。そして前日から587%増という驚きの記録を樹立したことを米Billboardが発表。
さらにマルーン5の全楽曲の売り上げにも変化が。前日の売り上げが計4,000ダウンロードに対し、パフォーマンス後は2万4,000ダウンロードと、こちらも484%増という好記録をマーク。
昨年より視聴者数が減ってしまったものの、メディアなどの分析を行う調査会社米ニールセンの発表によると今年は1憶70万人がスーパーボウルを鑑賞していたよう。ハーフタイムショーへの批判が相次いだけれど、過去の出演アーティストと同様に売り上げがアップするというのは変わらなかった。(フロントロウ編集部)