J・R・R・トールキンは、映画『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』の原作者として知られるイギリスの大作家。そんなトールキンの、大学時代や第一次世界大戦時の日々を描いた映画『Tolkien』の予告編と、英国風景が印象的な場面写真が公開された。
トールキンは世界トップの大学オックスフォード大学を卒業したエリート。しかし大学在学中に、公然の「秘密結社」であるT.C.B.S.を仲間と結成。その時の出会いによって、詩に興味を持ち始めたと伝えられている。
また彼には、16歳の時に恋に落ち、関係を反対され21歳まで連絡を取れなかったが、のちに結婚し一生の伴侶となった妻エディスがいる。彼女はトールキンのミューズであり、彼の作品の中のプリンセスたちに多大な影響を与えたとされている。トールキンは妻エディスのことを、彼の作品の中に出てくる妖精ルーシエンに例え、「私のルーシエン」と呼んでいたそう。
そんな主役トールキンを演じるのは、『マッド・マックス 怒りのデスロード』でニュークスを演じたニコラス・ホルト。そしてその最愛の妻エディスは、リリー・コリンズが演じている。
J・R・R・トールキンの日々を描いた映画『Tolkien』は全米で5月10日公開予定。日本公開は未定。予告編はこちら。
(フロントロウ編集部)