ガガが批判をやめるよう“喝”
米現地時間2月10日に授賞式が開催された今年のグラミー賞で、女性アーティストとして史上初めて「最優秀ラップ・アルバム賞」を受賞したカーディ・Bに、一部の人たちから「ふさわしくない」といった批判が殺到。SNSに届く誹謗中傷のコメントに嫌気が差したカーディが、数日間インスタグラムをシャットダウンする事態にまで陥るなか、カーディが学生時代から大ファンだというシンガーのレディー・ガガが、彼女を擁護するコメントをツイートした。
「女性がこの業界でやっていくのは本当に大変。プライドを傷つけるような挑発に負けず、芸術を生み出すために必死に努力することが必要とされる。愛しているわ、カーディ。あなたはこの賞にふさわしい。みんなで彼女の戦いを祝福しましょう。そして、彼女を応援して称えましょう。彼女はとても勇敢よ」
It is so hard to be a woman in this industry. What it takes, how hard we work through the disrespectful challenges, just to make art. I love you Cardi. You deserve your awards. Let’s celebrate her fight. Lift her up & honor her. She is brave. pic.twitter.com/lunY27vn3E
— Lady Gaga (@ladygaga) 2019年2月13日
カーディより先に音楽業界で成功を収め、自身もこれまでに様々な逆境を乗り越えてきたガガ。そんな彼女だからこそ、批判に耐え続けるカーディの気持ちが痛いほどわかったのだろう。
カーディのためにひと肌脱ぐことを決めたガガは、批判する人たちを“批判”するかわりに、女性が音楽業界で成功することの大変さを説き、「一緒にカーディを応援しよう」とポジティブなメッセージを発信した。
ちなみに、ガガが上のツイートをする数日前に、グラミー賞授賞式の会場でガガと対面を果たしたカーディは、ファンモード全開で大はしゃぎ。終始、興奮状態で、憧れのガガとのつかの間のひと時を満喫した。
(フロントロウ編集部)