まるでキャサリン妃とぽちゃおじさんのようなカップル？　映画『ロング・ショット』

　セス・ローゲン演じる政治記者のフレッドが偶然の再会を果たすのが、フレッドの元ベビーシッターであり、フレッドが初めて一目惚れした相手でもあるシャーリーズ・セロン演じるシャーロット。

　彼女は今やアメリカ国務長官まで上り詰めた女性政治家であり、フレッドには手の届かない存在に。しかしシャーロットはトラブルメーカーだが、ポテンシャルもあり自分をよく知るフレッドに、出馬予定の大統領選挙スピーチの原稿作りを頼むことを決める。

　トレーラーでは、シャーロットの同僚から「まるでキャサリン妃とダニー・デヴィート（ぽっちゃりしたおじさん俳優）がデートしているようなもの」と例えられ、フレッドの友人には「まるで映画の『プリティ・ウーマン』だ。だけど彼女がリチャード・ギアでお前はジュリア・ロバーツだ」と言われるほど似合わない2人。だが、原稿を書き進めていくうちにだんだんと特別な感情をお互いに持ち始める。それは一体腐れ縁からなのか、それとも…？

　制作にも関わっている主演のセス・ローゲンは、「8年間もの時間をこの映画の脚本に費やしたけれど、シャーリーズが出演することしか僕には興味なかった。僕は彼女の大ファンだし、彼女が出演する映画をたくさん見たよ」と、トーク番組『エレンの部屋』で彼女の出演を強く望んでいたことを語った。

　『Long Shot』は5月3日全米公開。日本公開は未定。（フロントロウ編集部）