カーディが浮気騒動に苦しむクロエを擁護
先日、授賞式が行なわれたグラミー賞で、女性アーティストとして史上初めて「最優秀ラップ・アルバム賞」を受賞したカーディ・Bが、恋人の浮気騒動の渦中にいるクロエ・カーダシアンの不幸を一部の女性たちが「いい気味」と喜んでいることに、インスタグラムのライブ配信で同じ女性として「喝」を入れた。
「みんな彼女(クロエ)の身に起きたことを喜んでるみたいだけど、一体なんで?どうしてみんなほかの女性の不幸を願うの?子供がいる女性に対してなぜそんなことを思うの?男に浮気されることがどんなことかみんなわかってるはず。心をズタズタにされ、まるで心から血が流れているような感覚に襲われて、このまま死にたい気分になる。眠ることもできず、悪夢にうなされて、寝てる時ですら現実から逃れられない。その原因のほとんどが、女性からの(辛辣な)コメントによるものよ。どうして女性はほかの女性が不幸だと幸せを感じるの?」
カーディの言うように、世の中のすべての女性がほかの女性の不幸に幸福を感じるわけではないと思うが、「人の不幸は蜜の味」ということわざがあることからも、女性同士に限らず、他人の不幸を見聞きして喜びや快感を得る人たちがいるのはたしか。
とくに、昨年末に離婚宣言をした夫でラッパーのオフセットと、現在つかず離れずの“微妙な関係”を保っているカーディは、自身もオフセットの浮気騒動に悩まされた過去があるため、今のクロエの心情が痛いほどよくわかるのだろう。
「よく『女性同士で助け合っていこう』みたいなことを言ってるのを耳にするけど、ほかの女性が傷ついている時に嘲笑するようなコメントを残すのは、大抵女性よね」と皮肉を口にすると、人のことをあれこれ言う前に、一度、鏡の前に立ち止まって自分を見つめ直すことをすすめた。(フロントロウ編集部)