
化粧下地はシワや毛穴を目立たないようにぼかしたり、肌を明るくしたり、メイクが肌にのりやすくなるよう整えることができる縁の下の力持ち的な存在。
日焼け止め効果やしっかりうるおいを与えてくれるものもあれば、最近の化粧下地はフェイスリフト効果があるものまで。使う化粧下地によってメイクの仕上がりが変わってくるから、化粧下地は必須アイテム。

でも、使い方によってはかえって失敗してしまうことも。海外セレブ御用達メイクアップアーティストが、やりがちな間違いと正しいテク3つを紹介。
1.化粧下地は塗ったら時間をおく

化粧下地は基本的には、スキンケアの最後でファンデーションの前に使用するけれど、化粧下地を塗ったらすぐに次のファンデーションを塗り始める人も多いのでは?

ケンダル・ジェンナーらセレブを手掛ける人気メイクアップアーティストのメアリー・フィリップスは「化粧下地をつけたら、1分間ほど乾かしてから次のアイテムをつけるように」と米メディアAllureにコメント。そうすることでファンデーションが綺麗にのり、メイクがヨレにくくなるという。
2.指でつける

保湿ミルクなどのスキンケアの延長で、両手に化粧下地を広げて顔にパパっと塗ると時短ではあるけれど、化粧下地は指でつけるのが正解だという。
さらに、メアリーは「メイクブラシで塗るのはオススメしない。プライマーを肌周辺に引っ掻き回すだけになる」とピシャリ。指でつけることで肌に均一に広げて、密着させながらなじませることができるそう。
3.使う量は毎回調整する
化粧下地には製品によって使用目安の量はあるけれど、毎回少量ずつのせながら調整する方法が良いという。

人気モデルのヘイリー・ボールドウィン、ウィニー・ハーロウらを担当するメイクアップアーティストのヴィンセント・オケンドは「乾燥肌や脂性肌でも使用量は違うし、日によっても肌のコンディションは違うから、少しずつ足しながら塗るほうが良い」とアドバイス。

ルーティンで同じ量をなんとなくつけていると、日によって十分すぎる量の化粧下地でメイクがヨレたり、逆に、量が足りない日はいまいち輝きの足りない肌になってしまうとか。

毎日のスキンケアとベースメイクは、ついいつもの習慣でやってしまいがちだけど、すこし気をつけるだけで仕上がりが変わるなら知っておいて損はなさそう!(フロントロウ編集部)