米ディズニーは、今年の終わりごろから開始を予定している同社の新ストリーミングサービス『Disney+(ディズニープラス)』で、“ディズニー・ヴィランズ”と呼ばれる名作アニメの悪役たちにフォーカスした新シリーズを放送することを正式発表した。
日本でも“みんなが知らないシリーズ”として『みんなが知らない眠れる森の美女 カラスの子ども マレフィセント』、『みんなが知らないリトル・マーメイド 嫌われ者の海の魔女アースラ』、『みんなが知らない白雪姫 なぜ女王は魔女になったのか』といった翻訳版が出版されている、悪役たちの悲劇の物語に焦点を当てた書籍「Book of Enchantment (原題:ブック・オブ・エンチャントメント )」に基づいて制作される同作は、2020年にイギリスでの撮影が予定されているそう。
米Deadlineは、制作総指揮を医療ドラマ『コード・ブラック 生と死の間で』などを手がけたマイケル・セイツマンが担当することや、現在、脚本家の選定が始まっていること、イギリスでのロケーション・ハンティングが始まっていることなどを伝えている。
ディズニー・ヴィランズを題材にした作品としては、「もしも悪役たちに子供がいて、彼らが10代だったら…」という設定のもと制作されたディズニー・チャンネル・オリジナルムービーの『ディセンダント』が大ヒットを記録。シリーズ第3作目となる『ディセンダント3』が2019年内に放送されることが発表されている。
新ストリーミングサービス『Disney+(ディズニープラス)』では、大ヒット作『ハイスクール・ミュージカル』をドラマ化した新作や、映画『スター・ウォーズ』やマーベル作品の派生シリーズなどの放送も予定されている。(フロントロウ編集部)