全性愛者であることを公言しているシンガーのマイリー・サイラス。2018年に10年にわたる愛を実らせ、俳優のリアム・ヘムズワーズと結婚したマイリーだが、過去には米Vanity Fairに、自身の恋愛観について、「私が言いたいのは、人は人と恋に落ちるってこと。性別でも、外見でもないわ。セクシャリティも関係ない。新しい世代の恋愛のカタチに、セクシャリティや性別は関係ないと思う」と話していた。
そんなマイリーが先日、『ル・ポールのドラァグ・レース』のホスト、ル・ポールによるポッドキャスト『What’s the Tea with Michelle Visage』で、自身のファーストキスについて語った。
「ファーストキスは中学の女の子とだった。そして故郷のナッシュビルでは、誰もそれを理解してくれなかったわ」
マイリーの出身地であるナッシュビルは、熱心に宗教を信仰する人が多い地域。アメリカで信仰されている多くの宗教では、同性愛は禁止されている。そういった環境では、両親でさえマイリーのことを分かってくれなかったそう。
マイリーは幼少期の葛藤について、米Varietyに「今まで、自分の性別やセクシャリティについて理解できたことがないの。『バイセクシャル』って単語も嫌い。だってそれだってあるジャンルに分けられることだから。誰かが男の子だとか、女の子だとか、気にしたことないわ」とも語っている。
現在は男性であるリアムと結婚しているマイリーだが、過去にはモデルのステラ・マックスウェルと付き合っていたり、ケイティ・ペリーとキスしたりと、セクシャリティに囚われない恋愛経歴を持っている。(フロントロウ編集部)