男女の平等な権利に関する発言やアクションが盛り上がった3月8日の国際女性デー。この日、イギリス王室のメーガン妃が、エリザベス女王がパトロンを務めるザ・クイーンズ・コモンウェルス・トラスト(The Queen’s Commonwealth Trust)の副会長に就任したことをケンジントン宮殿が発表した。
メーガン妃の夫であるヘンリー王子が会長を務めるザ・クイーンズ・コモンウェルス・トラストは、社会を良くしようと活動する若いリーダーたちを世界中で支援する団体。参加者の60%が30歳以下で、その活動は、世界人口の3分の1にあたる世界53ヵ国に広がっている。
メーガン妃はとくに、女性や少女を支援する役割を担うそうで、これまでも女性をサポートする団体を支援してきたメーガン妃は、この発表が行なわれた後に参加した大学でのディスカッションで、「生まれてくる子の性別に関わらず、フェミニストになってほしい」と話した。
■男性でもフェミニストになれる?今さら聞けない「女性の権利」についての質問にセレブが答えます
エリザベス女王は先進的な考えを持つ君主として知られるが、ヘンリー王子とメーガン妃の結婚を機に英国王室に新たなフェミニストが加わり、ロイヤル・ファミリーによる女性への支援がますます拡大している。(フロントロウ編集部)