人気モデルのテイラー・ヒルのような、美しいトレンドの太眉は憧れだけれど、眉メイクで眉を太くしたら不自然になってしまったり、逆に眉毛が太くてもボサボサで野暮ったくなってしまったり…。なかなか程良いバランスのトレンドの眉を作るのは難しいもの。

コスメブランドBenefit(ベネフィット)のグローバル眉エキスパートのジャレッド・ベイリーと、セレブを担当するメイクアップ・アーティストのニール・シべッリが、どんな眉でも美しいトレンド眉になれるメイクテクを紹介。
まばらで薄い眉、細い眉の場合
眉毛がまばらに生えていて全体的に薄かったり細い眉の場合、ベイリーはまず最初に、アイブロウペンシルを使って眉毛を書き足すことをオススメ。

極細になっているアイブロウペンシルの先端を使って、まるで本物の眉毛を描くように1本ずつ書き足すようにすると自然に見えるという。「自眉の生え際から少しずらした位置に丁寧に描いて。本物の眉毛であるかのように見せるためには、描いた線と線はくっつかないように気をつけると良い」と英メディアByrdieにコメント。
次に、ニールはアイブロウパウダーを軽く眉にのせることをオススメ。ニールいわく、アイブロウパウダーを使うと即座に眉がふわふわとした印象になるため、手軽にナチュラルに眉を太く見せることができるという。
眉を書き足していく場合、理想的な眉の形を作るのも難しいところ。ベイリーは、自分に合う眉の形を作るかんたんな方法は、「小鼻の外側から瞳の中央までまっすぐにラインを描いて、そのラインの延長線上にあたる眉の位置が、もっとも高くなるようにすれば良い」と紹介。

眉をペンシルとパウダーで埋めたら、最後に繊維入りの眉マスカラをつけるのもポイント。
つけ方について、ベイリーは「最初に眉尻から眉頭まで眉マスカラを動かして、次にその反対方向、眉頭から眉尻に向かって眉をブラッシングするように動かして形を整えると良い」とアドバイス。眉毛の1本1本にしっかりと繊維がからむことで、眉が立体的に見えるようになる。

太い眉の整え方
すでに自眉が太い場合は、繊維の入っていない眉マスカラで眉毛がきれいに流れるように整えるだけでも、整って見えるという。
眉毛があちこちの方向に散らばっていないだけで、印象が激変。
また、眉の下にハイライトを入れることで眉の形が整って見えて、洗練された印象を与えることができるという。

眉毛で悩んでいる人は、プロのテクを参考に理想のトレンド眉を作ってみて。(フロントロウ編集部)