騒動後にイメチェン
カイリー・ジェンナーの親友で、義父姉のクロエ・カーダシアンの長女トゥルーちゃんの父親であるNBA選手トリスタン・トンプソンと“不貞行為”におよんだとして世間を騒がせたモデルのジョーディン・ウッズ。
カーダシアン家と関わりを持つ前から、家族ぐるみのつき合いがある俳優のウィル・スミス一家のサポートを得て、ウィルの妻で女優のジェイダ・ピンケット・スミスがホストを務めるトーク番組に出演し、自分の言い分を真摯に語ったジョーディンの姿に、騒動勃発直後、彼女に対して厳しい批判の声を浴びせていた人々も、最近では少し語気を和らげたようにも見える。
そんななか、ジョーディンがそれまで長かった髪をバッサリと切ってイメチェン。
「あなたが今これを読んでいるっていうことは、神様があなたに、感謝をもって昨日よりも素晴らしい自分になるためのまた新たな1日を与えてくれたということね」という、ポジティブなメッセージを添えてイメチェン後の姿をインスタグラムで公開した。
"出直しへア”をネタにした企業が炎上
騒動後にジョーディンがインスタグラムを更新するのはこれが初だったこともあり、彼女のイメチェンは、新たな出発を意味する“出直しへア”だと話題に。
しかし、このことを悪質なジョークを引用して嘲笑したあるブランドが。
セレブにも愛用者が多い、ヘアエクステを専門に取り扱うブランド、「べラミ(Bellami)」は公式インスタグラムでネット上にアップされていたあるインターネット・ミーム(※)(以下ミーム)を紹介。
※ネット上で流行する画像、ネタ、言葉などの総称
そこには騒動をきっかけに親友カイリーとの仲に亀裂が入ったと言われるジョーディンを馬鹿にしたこんな文言が。
「カイリー・ジェンナーがヘアエクステを含む、豪華なライフスタイルへの支払いをしてくれなくなったとき」
ジョーディンをネタにしたミームとべラミの投稿の記録。©Hereforthetea2 /Instagram
このミームを引用したべラミの公式アカウントは、追い打ちをかけるようにこんなコメントを投稿。
「たった1つの裏切りで、イケてない髪に。このミームめっちゃウケる! 自分にふさわしいヘアになるために、べラミのヘアエクステを購入しよう」
ジョーディンがあたかも全面的にカイリーの経済力のお世話になっていたかのようなミームを引用したうえ、ジョーディンの“出直しへア”を「イケてない」とディスったべラミの公式アカウントには、いくらジョーディンが不貞疑惑の渦中にあるとはいえ、失礼すぎると批判が殺到。
さらに、ジョーディンが黒人の血を引く女性であることから、べラミが「黒人女性たちのカーリーな毛質を下に見ている」ととらえ、人種差別的な投稿だと訴える人も。
べラミは、すぐにこの投稿を削除。しかし、批判の声は鳴りやむことはなく、その後、「ジョーディン・ウッズに心から謝罪します」、「すべての髪質は美しく、“イケてない”という言葉のチョイスは非常に配慮にかけていたと思います」とインスタグラム上で公開謝罪を行なった。
一部では、騒動からしばらくが経ち、カイリーとジョーディンの関係が少しずつ修復へと向かっているという報道も。
米Peopleは、「彼女たちの友情は100%終わってしまったというわけではありません。以前のように一緒に暮らしているというわけではありませんが、ジョーディンの荷物はまだ残っています」と直接顔を合わせることはないものの、2人がメールを通じて連絡を取り合っているという関係者の証言を伝えている。
この関係者は、「カイリーの家族(クロエを含むカーダシアン家のメンバー)は彼女がジョーディンと連絡を取り合っていることは知っています。家族はカイリーが難しい立場に置かれている事を理解しており、プレッシャーをかけるような事はしていません。カイリーが自分で決断を下せるよう、彼女の意思に任せているようです」と近況についても明かしている。(フロントロウ編集部)