現地時間3月14日に幕を明けた2019年度アイハートラジオ・ミュージック・アワード。シンガーのテイラー・スウィフトは、3部門にノミネートされ、最優秀ツアー賞と最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞した。
今回テイラーは、「レピュテーション・スタジアム・ツアー(Reputation Stadium Tour)」で最優秀ツアー賞を受賞。このツアーは、ミュージックツアーで全米史上1位の興行成績を更新し、2018年大晦日にはネットフリックスがツアーに密着したドキュメンタリー番組を組むほどの社会現象になった。そんなテイラーが受賞後に舞台に登壇。ファンへの愛を繰り返し語った。
「みんな!このツアーでなにが1番素晴らしかったって…。ツアー開始までの半年間で読んだニュースはすべて、『このツアーは大失敗で終わるだろう。ツアーは惨敗する』といった内容で、そりゃあもう自信を失ったわ。ほぼ空の会場で歌うことになるって、いろんな人が言っているのを聞くのはおもしろかった。すごく多くを学ばせられたわ。私はこう学んだ。人生は予測できないのに、人間は予測や期待をしたがるって。でもね、そういった予測は“予期せぬもの”が現れたら実現しないの。私のツアーにとって、ファンのみんながその予期せぬものだった。だから私の人生のすべては、心から、本当に心の底からみんなが支えてくれた。晴れのライブも雨のライブも見に来てくれたみんなに、ありがとうと言いたい。あ、あと家のソファで犬と一緒にネットフリックスで私のライブドキュメンタリーを見てくれたみんなにもね。このツアーが大失敗にならず、最終的にはアメリカの歴史上1番売れたツアーになったのも、全部みんなのおかげ。みんなのね。そして最後に、みんなの情熱が大好きだって言わせて。細かいところまで注目してくれてありがとう。みんなが私のことをすごく気にかけてくれることが心から嬉しい。インターネットでみんなが投稿してるものを見るのが大好き。そして、知っておいてほしいのは、もし新しい音楽ができたら、それを1番最初に知るのはみんなだからね。みんな愛してる」
ツアー記録の塗り替えや、今回の受賞を成し遂げられたのはファンのおかげとあって、テイラーはファンに対する感謝の言葉を口にした。ファンへの愛に溢れるテイラーは、この日のレッドカーペットで注目を浴びたホログラフィックな衣装も、「先にみんなに見せたくて」と自身のインスタグラムに投稿していた。
(フロントロウ編集部)