↓ ドラマ『POSE』を深掘りして大特集 ↓
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ドラマ『POSE』は、80 年代のニューヨークのきらびやかな“ボール・カルチャー”を通して、当時のLGBTQ+コミュニティを映し出す話題作。母親代わりの「マザー」の元に集まり、「ハウス」と呼ばれるグループで共同生活を送る LGBTQ+の若者たち。そんな彼らは毎週のようにクラブに集まり「ファッションと踊り」を競うコンテストに参加。1番ゴージャスでクールなウォークが出来た者が勝利者となる。そんな“ボール・カルチャー”を軸に、プライドと純愛、そして夢を追いかける人々の姿を描く。
本作の製作総指揮を務めるのは、『glee/グリー』や『アメリカン・ホラー・ストーリー』、『9-1-1:LA 救命最前線』など多彩なジャンルの大ヒット作を世に送り出してきたハリウッド屈指の人気クリエイター、ライアン・マーフィー。自身も同性愛者であることを公表しているマーフィーは、本作を、「本当の自分を探し、その機会を作り上げていく様子を描いた番組」と表現している。
さらに、「ストレートの男性がトランスジェンダー役を演じる時代はもう終わり。ハリウッドで働きたいと思いながらもなかなかチャンスを得られない人々に、より多くの機会を提供する時期だ」と話し、全米で半年間にもわたる大規模なオーディションを実施。その結果、本作ではスクリプテッド・ドラマ(台本のあるドラマ)としてはハリウッド史上最大となる総勢 50 名ものトランスジェンダー俳優が起用されている。ドラマでは、そんな俳優陣が実生活で実際に感じている生きづらさや苦悩などの実体験も脚本に取り入れながら、当時の LGBTQ+コミュニティを映し出している。
ボール・カルチャーや LGBTQ+という舞台設定のなか個性的なキャラクターが顔を揃えながらも、ストーリーとしては、予期せぬ恋に落ちたり、挫折を味わいながらも夢を追い求めたり、病気や死に直面したりと、夢や愛、家族といった誰もが身近に感じる普遍的な内容が描かれる。波乱万丈な恋愛模様やライバルとの確執など、思わず引き込まれてしまう要素も散りばめられている。
さらに、ボールルームでのきらびやかな衣装はもちろん、景気が良く勢いのある 80 年代の世相を受けたファッション、そして息を呑むようなダンス・シーンなどにも注目。ホイットニー・ヒューストン、ダイアナ・ロス、マドンナなど、当時の流行曲の BGMと共に楽しんで。
<放送情報>
ドラマ『POSE』
FOXチャンネルで2019年5月13日(月) 夜11時~日本最速独占放送スタート
毎週月曜 夜11時~ほか
(フロントロウ編集部)