ステラ・マックスウェルが、何やら複数の巨大なヘビに巻きつかれる様子を撮影した写真をインスタグラムで公開。
そこには、「種間の愛に絡まれ、自分自身の神聖な本能を思い出そう。集中し、パワーを受け入れ、悦びの化身となるのです」というスピリチュアルな格言を引用したコメントとともに、“Serpantessa(サーパンテッサ)”という人物への感謝の言葉が添えられていた。
この”サーパンテッサ”とは、ニューヨークで「スネーク・スパ」と呼ばれる蛇を使ったマッサージサロンを運営している蛇使いの女性のこと。
サーパンテッサは、複数の大蛇を誘導して体や心の疲れを癒す「蛇マッサージ」の第一人者的存在として知られている。
「蛇マッサージ」とは、着衣もしくは裸の状態でベッドに寝転んだり、床に座ったクライアントの体に、2~3匹の蛇を這わせたり、巻きつかせたりして圧力をかけ、それにより癒しの効果を与えるというもの。
サーパンテッサの公式サイトでは、「大蛇がもたらす圧迫効果が体の迷走神経をほどよく刺激し、脳内にエンドルフィンやオキシトシンといった快感ホルモンが放出します」、「蛇への恐怖や不安に順応することにより、ストレスを忘れ、リラックスできます」といった蛇マッサージの効果が説明されている。
蛇マッサージの様子を特集した動画。©Insider/ Youtube
蛇を使った癒しのセラピーは、5世紀頃からギリシャで行なわれていたという古い歴史を持つもの。サーパンテッサはこれを21世紀流にアレンジし、顧客たちに日頃の疲れを忘れる特別な時間を提供している。
価格は1時間15分で297ドル(約3万3,500円)と、なかなかのお値段ながら、そのめずらしさから利用客は後を絶たないようだ。
蛇が苦手な人にとっては、まったくもってリラックスできなさそうではあるが、ヴィクシーモデルとして、これまでにもさまざまな癒しのアクティビティを経験してきたステラが心酔しているだけに、効果は期待できそう。(フロントロウ編集部)