MCUシリーズ最長の上映時間
ついに1ヵ月を切った映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開が目前に迫るなか、同作でメガホンを取ったアンソニー&ジョセフ・ルッソ兄弟が、『アベンジャーズ』シリーズ最終章となる同作について米Box Office Proに言及した。
4月26日に日米同時公開される映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に続き、初代アベンジャーズを筆頭に歴代のMCU作品に出演したヒーローたちが大集結する。
さらには、2008年の『アイアンマン』から10年以上もMCUの中核を担っていた『アベンジャーズ』のストーリーが終わる映画でもあることから、上映時間はシリーズ最長の3時間2分になると言われている。
MCUシリーズで初めて3時間を越える映画となることについて、ルッソ兄弟はこう答える。
「今作は上映時間に関してすごく明確だったよ。制作当初から上映時間はそこまで変わっていない。完成するまで多くのカットを撮ったけど、僕たちはシーンを入れ替えただけで、それでも物語の密度がすごく高いからアイディアはどんどん沸いてくる。キャラクターがたくさんいる分、それだけの上映時間が必要になるんだ。
僕たちはエモーショナルな部分にすごく注力したし、それにはそれなりのストーリーが求められる。様々なキャラクターと感情が入り混じる筋書きには、感情的にひと息つく時間が必要になってくる。とはいえ、一定時間に終わらせなくてはいけないことも考えなくてはいけないから、すごく大変だった。上映時間が長すぎることになるのは避けたかったからね。10年のストーリーの幕を閉じるということはすごく難しいことだよ」
社会現象になるほどの巨大シリーズ映画のフィナーレを飾るにふさわしい作品を完成させることと同時に、観客を飽きさせないことも考慮した結果、両方を叶えるギリギリのラインに収めても上映時間が3時間を超えたことを明かした。
そんな映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、4月26日に全国ロードショーされる。(フロントロウ編集部)