映画化されて社会現象になった『ハリー・ポッター』シリーズの小説が、牧師によって燃やされる騒動が発生している。(フロントロウ編集部)

『ハリー・ポッター』は“冒涜”

 ポーランドの都市グダニスクのカトリック教会の団体Fundacja SMS NIEBAが、『ハリー・ポッター』の小説などを燃やしている写真をフェイスブックに投稿した。

 牧師や信者が祈りを捧げる目の前で『ハリー・ポッター』の小説や部族のマスクなどが燃やされる写真には、「言葉に従う」というコメントが添えられている。

画像: Fundacja SMS NIEBA/Facebook

Fundacja SMS NIEBA/Facebook

 同団体では、魔法やオカルトに関するものを所持することは神への冒涜行為と考えられていることから、魔法がテーマの『ハリー・ポッター』や、神秘的な力が宿るとされる部族のマスクなどといったものが大量に燃やされた。

 今回、世界的ベストセラーなどが燃やされることになったのは、同団体の信者たちが悪を浄化するために、家の“悪”をすべて持ち出したからだと米AP通信は伝えている。

 『ハリー・ポッター』の小説は、2001年にも一部の過激派から「魔法使いの少年は悪魔である」として大量に燃やされたことがある。(フロントロウ編集部)

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