大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』はシーズン10の制作が発表されたが、相次ぐ主要キャストの降板に、ダリルを演じるノーマン・リーダスが自身のキャラクターの未来について意味深な発言をしている。(フロントロウ編集部)

リック、マギーにつづき、ミショーンの降板

 ドラマ『ウォーキング・デッド』は、シーズン9で主人公リックを演じたアンドリュー・リンカーンとマギー役のローレン・コーハンが降板し、2月にはミショーン役のダナイ・グリラもシーズン10をもってシリーズを去ることを発表した。

画像: このうちリック(左)、マギー(中央)、ミショーン(右から2番目)が降板に

このうちリック(左)、マギー(中央)、ミショーン(右から2番目)が降板に

 そんななか、次々に主要キャストが降板していることについて、ロサンゼルスで開催されたイベントPaleyFestに登場したダリル役のノーマン・リーダスが言及。ノーマンは、「どこにも行きたくないし、もし俺を降板させるならスタジオを燃やしてやる」と冗談で返答しつつも、気になるコメントも発した。

「いつも俺は、ドッグ(ダリルが飼っている犬)と一緒に夕日の中に消えたいって言ってたけど、今となっては大勢のキャストが降板してるし、俺も分からない。どう死にたいのか分からないな。絶対に死にたくないし、そのことを口にしたくもないし、俺が死ぬなんて誰にも思ってほしくない」

 ノーマンの口ぶりからは、シリーズを去りたくはないけれど、長年にわたり仕事を共にしてきたキャストが続々といなくなり、心が揺らいでいる様子もうかがえる。実際に先日にも、自身がバイクで旅をする番組『ライド with ノーマン・リーダス』に、グレン役のスティーヴン・ユアンが出演した際には、現場の雰囲気が変わったことを漏らしていた

ミショーン役ダナイ・グリラの降板に涙

 さらにノーマンは、ミショーン役のダナイ・グリラが降板すると知った時には、少し泣いてしまったと告白し、その辛い心情について、「たくさんのキャストが出入りしているのを見てきたけど、俺にとっては辛いんだ。みんなの影がつねについて回るし、それを自分で抱えるのは重いんだよ」と吐露した。

画像: ミショーン役ダナイ・グリラの降板に涙

 残り少ない長年のキャストのひとりであるダナイが去ることは、ノーマンを複雑な心境にさせているよう。

 『ウォーキング・デッド』シーズン9は放送が終了したばかりだが、すでに製作チームはシーズン10の制作を開始し、どのようにダナイが物語から去るのか、アイディアを練り始めていると報じられている。(フロントロウ編集部)

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