晴れ舞台や特別な日は写真を撮られる機会が多かったり、すこし遠目から姿を見られることもあるため、普段のお気に入りのメイクでは色味や輝きが足りないという。その結果、すこし地味だったり物足りない顔として、写真や来場者の思い出に残ってしまうそう…。
インスタやSNSは自分でフィルターをかけたり加工はできるけれど、他人の撮影したものに関してはそこまで管理できないので、写真に映えるよう、あらかじめメイクでに整えておくことが必要。
スーパーモデルのケイト・モスや人気モデルのミランダ・カーらセレブを手掛けるメイクアップ・アーティストのシャーロット・ティルベリーが紹介した、花嫁にも使うここぞという日のためのメイクテクを参考にしてみて。
シートマスクで肌を整える
メイクテクとは関係ないように思えるけれど、シャーロットは、とても大切なステップが「メイク前のシートマスクよ。美しいキャンバスなしに美しい絵を描くことはできないわ」と英メディアGlamourにコメント。
メイクの前にシートマスクをすることで肌がうるおって整うため、より若々しく明るい顔に仕上げることができるという。
化粧下地(プライマー)は必ず使う
化粧の持ちを良くするためにもパーフェクトな仕上がりのためにも、化粧下地(プライマー)は必須だという。
シャーロットは、「指で顔の中心から外に向かってつけて。ファンデーションは、その後、本当にカバーが必要なところにだけ指で溶け込ませるように塗ると良いわ」とアドバイス。ベースメイクは、ファンデーションよりも化粧下地が重要なのだそう。
パウダーを頬にはのせない
シャーロットは、仕上げのパウダーは肌が重く、粉っぽく見えてしまわないように微粒子のものを使うという。
使う場所は「Tゾーン、鼻の下、あご」で、その部分にのせると「写真で不必要に光るのを防いで、メイクを肌にフィットさせる」という。パウダーをのせない場所は「頬」で、頬にはぬれたようなツヤ感を残すことで、幸せそうに輝いて見えるのだとか。
チークは普段より濃くつける
写真のフラッシュや照明、また屋外の日光でメイクの色味が飛んでしまう可能性があるという。
そのため、シャーロットは、顔の血色を左右するチークは「いつもよりも明るめの色を、しっかりめにつけて!」とアドバイス。また、頬だけではなく鼻の上、顎にものせると顔立ちがくっきりして見えるのだそう。
肌になじむハイライターを部分使いする
シャンパンゴールド、ライトローズゴールドのような肌になじむハイライターを頬骨の上、目頭にのせると良いそう。
シャーロットは、「この花嫁に使うメイクテクは、あなたがその日に感じる気持ちと同じぐらい、顔を輝かせてくれるわよ」と話している。
リップライナーで全塗り×口紅のトリプル重ね
リップが落ちると台無しになってしまう。リップを長時間持たせるために、シャーロットは、口紅を塗る前にリップライナーでアウトラインを含めて唇全体を塗り、さらにその上に口紅を2重に重ねるテクを紹介。
「リップライナーで塗りつぶしてから口紅を塗ったら、一度ティッシュペーパーで軽くオフ。そしてまた口紅を塗ると、落ちにくくなるわよ」と話している。
結婚式をはじめ、写真をたくさん撮られるような日のメイクの参考にしてみて!(フロントロウ編集部)